スーパーゼネコンを退職し、冷却人工芝の開発へ
スーパーゼネコンの現場監督を経て、2019年に日本初の冷却人工芝システム「COOOL TURF」を販売する株式会社COOOLを立ち上げた濱口 光一郎代表取締役。
スペイン出身でプロサッカー界のスーパースター・アンドレス・イニエスタ・ルハン選手(ヴィッセル神戸所属)が自分の子供たちへのクリスマスプレゼントとして、自宅のバルコニーを「COOOL TURF」に張り替えたことで、にわかに注目を集めている。
従来のゴムチップが充填された人工芝は、真夏の炎天下では表面温度が70℃にものぼり、スパイクを履いた状態でも足の裏を火傷する事例も多い。そのほかにも、クッション性や衛生面にも課題があり、プレーする選手や子どもたちにとって大きな負担となっているのが現状だ。
これらの課題を解決すべく、濱口社長は日本の建築物にもなじみの深い寒水石を利用した充填材を新たに開発。スーパーゼネコンで培った知見を活かし、人工芝問題にアプローチしている。
安定したスーパーゼネコンを退社し、冷却人工芝の普及・促進という新たなビジネスに乗り出した濱口社長に、開発の経緯を聞いた。
建設→サッカー関係の仕事かぁ。夢がありますね