「今日で終わりにしてくれ」
Hさんの年齢は60歳で、実に経験豊富な人だ。
話も上手く、現場に来てからの期間は短いが、色々なことを教えてくれた。確かに、やや理屈っぽいところはあるが、若い作業員にとっては何でも聞ける”先生のような人”だ。
話を聞くと、なんでも、朝礼の後に「今日で終わりにしてくれ!」と告げられたそうだ。
もともと他の仕事をしてたのを途中で切り上げ、この現場にぜひ来てくれ!と呼ばれて来たにも関わらず、突然そう言われたという。
言い争うのも嫌だし、「はい。分かった」と二つ返事をしたが、内心は「ふざけるな!!俺はモノじゃないぞ!」と怒りを抑えたそうだ。
私は一方の言い分しか分からないので、本当の事情は分からない。だが、他の作業員と一緒にというわけではなく、Hさんだけが外されたのは納得できない。
ひょっとしたら、上の人間がHさんを煙たくなって追い出したのかも知れない、と思った。それには理由があった。
昔ながらの職人気質な人間
詰め所で作業の説明をしている時、説明の後でHさんが彼なりの意見を言っている場面に、何度か出くわしたことがある。
電気作業のことなので、どちらの言い分が正解なのかは私には分からないが、リーダー格の人間が決めた作業方法や手順にHさんが意見した時、そのリーダーはさも面白くなさそうな顔をしていた。
どちらが正しいのかは別として、そんな意見の食い違いはどの世界にもあることで、そんなことをいちいち気に留めていたのでは、共同で何かを成し遂げることはできないだろう。
Hさんがこの現場に来た時から、色々と話を聞いていると、Hさんはどちらかと言えば、物事を自分の納得がいくまでやりたい”昔ながらの職人気質な人間”のようだ。
私の好きなタイプである(笑)。
2007年問題から14年も経ったんスから大丈夫じゃないスか? by 適当マン
責任取れないんだから監督の意見を優先するべき
腕のいい職人とは的確な仕事を効率よく短時間でこなせる職人です。
効率を考えず丁寧な仕事なら、職人でなくても出来ます。
経験年数には勝てない。
まず聞いてみてからの判断は出来ないのだろうか。
お互いが歩み寄らないでどーする?
できないまま年数のみすぎている人もたくさんいる。
経験年数には勝てない。
まず聞いてみてからの判断は出来ないのだろうか。
お互いが歩み寄らないでどーする?
どれだけ効率良く、かつ品質確保ができるかどうかの相談をすべき。
どちらか一方の考え方を押し付けあってもいいものは作れないのではないだろうか。
応援先で指示に従わない、期日に間に合わせないのは腕がどうこう以前の問題だと思います
私の知る限り『出来る人』は我を通すことも、技術をひけらかすもなく協調して仕事をやり遂げます
要求されている以上の品質は個人の「拘り」だし、「腕の良い職人」でないとできない個人に依存する仕事はリスクでしかない。一匹オオカミでやってる?なら行ったところのやり方にあわせるもの。
どうせ施工方法に指示があるのに、こっちの方がやりやすいからとか自分にとって都合の良いこと言ってるだけだろ。そういうのを老害って言うんですよ。