公共工事を担当するいわゆる「監督員」は、人のお金を運用することになります。だって、出所は税金だから。言ってしまえば、どうなろうと痛くもかゆくもありません。だからこそ、言われた通り、書かれた通りが基本的な正義となります。
彼らが守らなければいけないものは何かというと、それは「立場」なのです。税金という他人のお金かつ公共的なお金を、無駄遣いしたとあっては一大事。全国民から一斉に非難を浴びることにつながります。
「なぜこの工事が必要なのか」という大義名分が大切であり、着工するまでの計画をその方針に沿って進めてきた経緯があります。その上で最終的に工事を執行する立場になっているのが、たまたまその監督員なのです。
彼らは渡されたバトンと、しっかりと全うすることが重要。ゆえに、より良いものへ変更をかけるということは不必要であり、若干迷惑な話。だって変更をかけた時点で、自分にその重たい責任がのしかかるのですから。自分のせいで国民から非難を浴びることになるのは不本意ですよね。
だからこそ、僕ら施工管理が公共工事で意識しなければいけないのは、【監督員の立場を守ること】といえます。おかしな部分を修正する変更は名誉ですが、一般的なものをより素晴らしいものにする変更は、万が一立場を失いかねないもの。そこを守ってあげるのです。
転職に成功する施工管理と失敗する施工管理の「わずかな差」とは?
民間工事で意識しなければいけないこと
これに対し民間工事の「担当者」はどうでしょうか。場合にもよりますが、基本的には自分の利益に直結するお金を運用することになります。だから原則としては、よりコストパフォーマンスの高いものを追い求めます。
失敗するということは、使いづらくなること。無駄遣いをするということは、利益が下がることです。だからこそ金額を上げることなく、いかに良いものにするのかを重視するのです。
安くなって同じ品質なのであれば、それは名誉なこと。計画で無駄な部分があればどんどん変更をかけることを望みます。使いづらい部分や見えていなかった部分が見つかり、改善につながる変更が行われることは利益に直結するのですから。
つまり、僕ら施工管理が民間工事で意識しなければいけないことは、【理にかなった建物を造ること】といえます。金額が下がる、もしくは変わらない中で、もっと良いものがあるならガンガン提案をして、担当者の株を上げることに注力するのが正義といえるのです。
公共工事と民間工事の違いは、お金の出所だけの話ではありません。結局僕らは人間と仕事をしているのです。その人たちの属性を把握し、立場を理解し、そしてそれをしっかりと守り持ち上げてあげることこそが、裏方である僕らの役割ともいえるのです。
※この記事は、『 【インスタで学べる】1日たった3分で学べる建設コラム 』の記事を再編集したものです。
何をトンチンカンなことを言ってるんだ。
公共工事は、理に適った変更を提示するべきです。
公僕が嫌がるのは、理に適っていない”お気持ち”の変更協議を嫌うんですよ。バカなことを言っては駄目です。
大切な税金だから沢山使えないが心理かと思いますw
お金が流れないし時間もかけれないから不正が生まれるのだと思いますw
ちなみに上記コメントは自分の実体験で自信をもって言えますw
仕事は上流から流れるものでお金が入らないし時間も与えられないのでやっつけになるのは当然だと思うんですw
お国の管理監督をしている方だって時間がないからレスポンスが悪く明らかにおかしな図面でも施工業者に流していますからねw
責任を取りたくないのなら設計施工両方できる業者に出すか設計不備を自分でしっかりするべきなんですよ!W
今まで下流の業者に責任を取らせてきたツケが来ていると感じませんか?
設計図面が駄目だと良い仕事はできませんw
追記:アンチコメントをかき消すぐらいのファンがついてのYouTube(記者、配信者)ですよ!
正論を言い続けるのが成功の近道です。お金欲しさにブレるとファンが離れます!
コメントに言いたいこと言いやがってじゃなくて適切に次の動画やコメント返しをすれば
ファンは応援してくれるし仕事につながると思います(業界の健全化)
ガンガン提案するのはいいけど、それに伴う手間だしてよ。貰えなかったから払わないとかやるじゃない