チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法

チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法とは、株式会社コーワンによって開発されたチルト装置が装備された圧入機のことで、原理的にはクレーン/運搬用トラック等の機械全体が軽量コンパクト化され、油圧式杭圧入引抜機により鋼管矢板を自走圧入するもので、狭隘地における傾動装置による高精度施工が可能、振動騒音が低くオフロード法がクリアされたNETIS登録技術である。尚、チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法は50tラフターで11mの作業半径が確保可能とされ、2クランプ機構によりカーブ施工にも対応できるとされる。ちなみに、チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法の適用サイズは、鋼管径Φ600~1500mm、L=40m程度とされ、オーガ装置/ウォータージェットとも組み合わせることで硬質地盤にも適用が可能とされている。

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