SGRT-T

SGRT-Tとは、竹中工務店によって開発されたVOC(揮発性有機化合物)土壌汚染対策工法の総合評価ツールのことで、原理的には、10種類ほどの対策工法を選択し、浄化サイトの基本情報ならびに個別技術の詳細情報を入力することで、環境負荷/社会影響/概算費用の3側面からの分析結果を出力するものである。尚、SGRT-Tは統合した出力も可能とされ、発注者は多くの指標の分析結果を基にした工法比較を通して、最適な対策工法の選択が可能となる。ちなみに、国内における土壌汚染対策ではコスト面が最優先されるが、海外では多くの指標に依る工法選択が主流とされているため、竹中工務店は今後の東京五輪/リニア中央新幹線関連工事に向け、多選択の評価手法の確立することで、発注者に対する支援を更に行う意向である。

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