各種工程表の比較とポイント
※( )カッコ内は過去に他の施工管理技士試験で出題されたことあり。判断が微妙な場合は無理に判断せず明らかな×を探すようにしてください!
解答のポイント!(※網掛けの箇所)
バーチャート工程表からの出題が一番多く、作業手順は「ある程度わかる」が正解。「明確にわかる」と記載があると誤りである。ガントチャート工程表、出来高累計曲線は「作業の進行度合い(進捗度)」しかわからない。
斜線式工程表は、バーチャートに施工延長がプラスされた工程表のため、作業の進行度合いも把握できるようになった工程表。
グラフ式工程表は、各作業の出来高累計をまとめた工程表で、作業の開始日・終了日が記入された工程表。
ネットワーク工程表は、すべての項目が明確になる工程表である。※過去に、建築施工の試験では「進捗状況は把握しづらい」という記載で出題されたことがあるので、そこだけ注意が必要です!
工程表の練習問題
【練習問題】次の記述は正しいでしょうか、誤っているでしょうか?
◇横線式工程表(バーチャート)は、作業の流れが左から右に移行しているので作業間の関連がわかり、工期に影響する他作業への影響や全体工期に対する影響がよくわかる。
→解答×…工期に影響する他作業への影響や全体工期に対する影響がよくわかるのはネットワーク工程表だけなので誤りとなります。
◇座標式工程表(斜線式工程表)は、トンネル工事のように工事区間が線上に長く、しかも工事の進行方向が一定の方向に進捗するような工事によく用いられる。
→解答〇…記事では解説はありませんでしたが、斜線式工程表とは、バーチャート工程表に工事の施工延長の記載された工程表である。よって、出題にあるようにトンネル工事や道路・鉄道工事などのように施工延長が長く、1方向に施工が進んでいく場合に用いる工程表である。よって、この問題は〇となります。
◇グラフ式工程表は、予定と実績との差を直視的に比較するのに便利であるが、どの作業が未着工か、施工中か、完了したかがわかりにくい。
→解答×…グラフ式工程表は各作業の出来高累計曲線と作業の開始・終了の記された工程表である。よって「施工中か、完了したかがわかりにくい。」は誤りとなります。
明後日土木試験受けます!
とても分かりやすい解説で毎回読んでおります!
残りの部分を明日早めにアップしていただく事は難しいですか??
アップが難しいようでしたら簡単でいいのでメールで送って貰えると助かります!
よろしければメールアドレス教えます!
読むだけで理解度が格段に上がります‼
よろしくお願いします!