目指しているのは「建設業」ではなく「建設サービス業」

新庄砕石工業所はYouTube動画を配信するなど、積極的な情報発信を行う
――表彰以前の部分で、現場の質を高めるために柿崎さんは、どんなスタンスで仕事をしていますか?
柿崎 謙遜ではなくて、私は完璧にはほど遠い人間です。例えば、表彰を受けた現場でも簡単な測量ミスから高さを誤り、施工をやり直したこともあります。
公共工事は膨大な工程から成り立ちます。ミスやトラブルが起きないのが理想ですが、それはなかなか難しい。現場でも問題が起きる。会議でも問題が起きる。書類を作成すると不備がある。ドラマ『踊る大捜査線』の織田裕二、2人前くらい大変です(笑)。それが施工の現実なのです。
だからこそ、ミスを隠さない、ミスを人のせいにしない、頭を下げて改善するといったことを自分自身に課していました。ミスがあった場合は必ずやり直す。会社に大きな迷惑をかけることもありますが、失敗から学んで私自身が大きく成長すれば、会社に貢献できます。
この失敗を認める、失敗から学ぶ、という能力は、他の人よりもあるかもしれません。
――いつも仕事で意識していることは何でしょう?
柿崎 「建設業はサービス業である」ということをいつも意識しています。例えば、外部の方が視察に来た時、すべての作業員が明るく元気に挨拶をしてくれる現場がどれほどあるでしょう? 日本中、ほとんどの現場が暗い雰囲気ですよね。
「建設業はサービス業である」ということを全作業員が共有できれば、自然に現場の安全管理面が高まります。地域住民の方から常に見られている意識も高まりますし、発注先の担当者が現場を訪ねた時の挨拶や態度も変わります。
弊社でもこの部分はまだまだです。技術屋には浸透してきましたが、直営の作業員の方や下請けの方々も含めるとまだまだです。この部分を改善していくことで微力ながら、建設業界のイメージ改善に貢献できればと思います。
――新庄砕石工業所は、ICTにも果敢にチャレンジされていますね。今度はそちらのテーマで取材させてください!
新庄砕石工業所ホームページ http://shinjo-saiseki.com/
新庄砕石工業所のYouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=BLWiv7bUnOg
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かっこいいな!
こういう会社が増えてほしいね
草生えるw
点数は上級公務員のさじ加減なんだわw