「杭ナビ+快測ナビ」が、土木技術者1人1台の時代に?

施工の神様

生田さん(金剛)
「杭ナビ」の価値について、逆に、山西常務にいろいろと教えていただきました。

施工の神様

生田さん(金剛)
現在は、数十台単位で販売しています。1社1台ではなく、1台入ると、もう1台という形で、増設されています。

施工の神様

土屋さん(建設システム)
それが「杭ナビ」が出てから、「現場に毎日持っていくモノ」になってしまったんです。当然、1台では足りなくなります。中には、6台持っている建設会社もあります。

山西さん(大竹組)

土屋さん(建設システム)

山西さん(大竹組)
大竹組でも同時期に更新したトータルステーションは2人1組で操作する従来のものでしたが、今になってみれば、この2台を購入したことを後悔しています。いっそのこと「杭ナビ」をもう2台購入しておけば良かったな、と(笑)

生田さん(金剛)
3次元設計データを活用して使用されているのは、ほぼ大竹組さんだけです。

土屋さん(建設システム)
「杭ナビ+快測ナビ」の売上目標は30万ライセンス

施工の神様

鈴木さん(トプコン)
ただ、ここ3年ぐらいで急速に増えています。「杭ナビ」は、「手離れの良い機器」なんです。納入してから、使い方について、あれこれ聞かれることがほとんどないからです。

山西さん(大竹組)

鈴木さん(トプコン)
建設業向けの測量機が、ほとんど「杭ナビ」に置き換わる状況ですね。レンタルとか。

施工の神様

土屋さん(建設システム)
それだけにとどまりません。「杭ナビ+快測ナビ」は、作業員の方でも使えるんです。ウチでは作業員の方も視野に入れ、約30万ライセンスをターゲットに設定しています(笑)

生田さん(金剛)
この端末を現場に持ち込めば、ズバリはまって、ガラリと変わると思います。ビジネスチャンスはまだまだ広がると思います。

施工の神様

鈴木さん(トプコン)

土屋さん(建設システム)
ワンマンですぐに使えるので毎日持って行っているそうです。

山西さん(大竹組)

鈴木さん(トプコン)

施工の神様

土屋さん(建設システム)
実際に、われわれがお客様に提案しても、その辺はなかなか受け入れられません。新しい商品について、われわれが説明しても「だから何?」という感じの反応が多いです。
ただ、「杭ナビ」に関しては、「あ、そんなやり方があるんだ」と逆にお客様のほうが考えを変えてくれるケースが多いです。それだけ画期的ということです。

山西さん(大竹組)
私としては歯がゆくて仕方ないです(笑)

施工の神様

山西さん(大竹組)
今までの技術を否定することになりますから…。

土屋さん(建設システム)
どうしても、機器に使われちゃうんですよ。ICT機器にも、そういう意味でのスキルが必要なんです。

施工の神様

生田さん(金剛)
現状では、金剛の新人営業マンは、測量機のことをあまり知りません。彼らにデモ機を持たせて、営業を回らせる必要があります。

山西さん(大竹組)
北海道ではよく売れているそうですが、生田さんのような知識を持った営業マンがいっぱいいるからだそうです。ICT機器が売れるかどうかは、商社の営業マンがどれだけの知識を持って、紹介するかに大きく左右されるところがあると考えています。
売る方が疑心暗鬼では、買う方も買えませんから。

施工の神様

山西さん(大竹組)
しかし、従来のように1から教育する時間がない。だったら、ICT機器を使えば、その辺を補える。結果的にですが、われわれはそういう考えに方向転換しました。
めっちゃ良い記事ですね。
こういう記事をぜひ量産してほしいです。
快測ナビと杭ナビ買いたくなってきました。