自分で設計した現場を見て「まぶしい」「すげー」

大石(施工の神様 ライター)

二宮知子さん
例えば、発注者にうまく説明できなかったりとか、仕事を任せてもらえなかったりしたことがあって、後々悔しくなってポロリみたいな(笑)。

大石(施工の神様 ライター)

二宮知子さん
無事故施工であれば特に。自分で設計したモノですが、「まぶしい」「すげー」みたいな感じで(笑)。
例を挙げるなら、砂防堰堤の補修設計ですかね。コンクリートを追加して補強する仕事で、モノが大きかったので、印象に残っています。昔の砂防は、今の基準と全然違うカタチなので、齟齬があるんです。補強するより、新設したほうが安い場合もあります。
あとは、老朽化したJR駅前広場の設計です。皆に安全に快適に使って頂くにはどうしたら良いか、街のシンボルリックな駅にするにはどのような景観が良いか、何気なく使っている駅ですが、配慮することがたくさんあります。人によって、良いと感じるものも違いますから、議論して、皆の様々な意見を集約して、一つの形にする難しさややりがいがありました。
「日常生活を支える」建設コンサルタントのやりがい

大石(施工の神様 ライター)

二宮知子さん
実際のところ、自分に与えられた仕事を一生懸命やるしかないと思っています。どの仕事もやりがいがあって楽しくなると思っているので、特に分野を限る必要はないのかなという気がしています。もちろん、ある程度の専門性は必要なので、技術士の資格は取りたいですね。

大石(施工の神様 ライター)

二宮知子さん
日常生活を支えている実感があるところに、建設コンサルの仕事の醍醐味があると考えています。生活道路は当たり前にあるもので、通れなくなって初めてありがたみが分かるところがあります。「当たり前のものを、当たり前に利用できるようにする仕事」にずっと関わっていきたいですね。
「女性だから、男性だから」がなくなるのが一番良い

大石(施工の神様 ライター)

二宮知子さん

大石(施工の神様 ライター)

二宮知子さん
土木の仕事は、生活に密着したものなので、消えてなくなることはないと考えています。自分に技術力さえあれば、日本のどこでも、世界のどこでも建設コンサルの仕事はできると思っています。

大石(施工の神様 ライター)

二宮知子さん
私自身、一技術者として扱ってもらえた時が嬉しいです。技術者を比べるなら、女性というくくりではなく、同じ年齢やキャリアで比べるのが、フェアだと思っています。まあ、ある程度は仕方がないとは思うんですけど…。

大石(施工の神様 ライター)
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建設コンサルタントへの入社はやめた方がいいですよ
建設コンサルタント業界はサービス業であり、労働集約型産業です。
また、マニュアルがなく定型化されておらず、OJTすらまともに機能していないため、個人の能力に依存しており、会社の安定性が非常に低いという特徴があります。
また、単価が低いため儲からないシステムになっています。給与水準も非常に低いです。
サービス業であるため顧客に振り回されやすく、手間をかけて検討した提案も発注者の一言で無駄になり、深夜まで残業して手直しすることになります。
労働時間も長く月平均80時間の残業が当たり前です。
人間関係も悪い職場が多く殺伐としています。
毎月のように過労や鬱で働けなくなり、そのまま退職していく人も多数います。
建設コンサルタントはやめたほうがいいです。悪魔の業界です。
土木技術者として活躍したいなら公務員になることをおすすめします。
建設コンサルタントで働いて、よっぽど嫌な思いしたんですねー。
古い業界なので理不尽なことや大変なこともありますが、未来の技術者の為にも土木業界を働きやすいナイスな労働環境にしていきましょう!