全域「重要里地里山」に選定された町の建設業
鳥取県西伯郡南部町。山陰を代表する商都、米子市のすぐ南に広がるこの町は豊かな自然に恵まれている。
山あいに流れる金田川沿いには、たくさんのホタルが生息し、季節になると町内外の人々を魅了する。まさに“ホタルの里”と呼ぶにふさわしい南部町は、全域が生物多様性を保全する上で重要な環境省選定の「里地里山(重要里地里山)」だ。
株式会社ティー・エム・エスがそんな環境豊かな南部町で建設業を始めて30年。この間、土木、建築、リース業、保険代理業など幅広く手掛けながら、環境に配慮した活動も多数実施してきた。
ティー・エム・エスを率いる別所一生社長は、鳥取県南部町の建設業協会の会長に加え、鳥取県建設業協会の副会長も務めている。別所社長に環境への意識や、これまでとこれから、そして経営の価値観などを聞いた。