国道246号渋谷駅周辺整備事業
渋谷駅前は、100年に一度と言われる大規模再開発の真っ最中だ。2027年度に向け、行政、鉄道会社、開発事業者などが一丸となって、複数の工事を昼夜間で実施している。
これまでの渋谷駅周辺の歩行者動線は複雑で乗り継ぎの利便性に欠けていた。その一部にあたる歩道橋を架け替え、地下歩道もあわせて再整備。歩行空間を拡大し、バリアフリー化するなど、利便性と回遊性を高める。開発事業者と協力しながらエスカレーターやデッキも設置し、お年寄りやベビーカーも安全に渡れるようにする。
そのうち、国土交通省東京国道事務所と東急建設・JFEエンジニアリングJVが担当している工事が「国道246号渋谷駅東口歩道橋架替工事」だ。渋谷駅東口交差点に架ける歩道橋を整備する。
東口歩道橋の架け替え工事(国道246号渋谷駅東口歩道橋架替工事)を担当している東京国道事務所の田村貴氏(計画課事業対策官)と、梶原ちえみ氏(工務第一課課長)、そして、施工者である渋谷駅東口歩道橋作業所の監理技術者である小池俊行氏(東急建設)に話を聞いた。