ドローン技能認定制度で50人以上の取得実績
——航空法の知識などかなり高度な専門分野を学ばなければならないようですが、これからどうなるのでしょう。対応が難しいですね。
上村 ドローンの世界は、やっている人たちから見ればすごいと思っていますけど、全体から見ればほとんど小さなものです。
インターネットで投機の対象とか、儲かるとかの話題になっておりますが、そんなことはありません。オペレーターもそこのことが分かっていません。
そんな状態なのに平気で飛行機と同じところを飛ぶものですから、非常に危ないんです。ですけど今からドローンは、大化けします。
ちょうど国土交通省が昨年、技能認定制度をスタートさせたので、うちも一番に手を上げました。既に50人以上の人が取得しています。
——ドローンの活用状況はいかがでしょう。活用にはコスト面も含め難しい面もあると思うのですが。
上村 熊本県内に限って言えば熊本地震で被災した阿蘇の工事現場はほとんどドローンが活用されています。
全国的には大規模土木というのは、全部ドローンを使っています。工事の進ちょく状況を調べるとか、映像の分野というのは当たり前です。
コスト面では、今われわれが使っているファントム4で20~30万円。何にでも十分使えると思います。カメラも4K動画が撮れますし、仕事ではこのタイプが一番飛んでいます。測量の3Dも可能です。そういう指導もやっています。
スーパーゼネコンは今一番儲かってるんだから、こういうのに投資しようよ。
異業種が集まるからこそ色んなアイディアや取り組みが進みそうだなー。
こんな新しくおもしろい活動をもっと取り上げて欲しい。
ドローンと人又は物件との間に30m以上の距離を取れというのを真面目に守ろうとすると、街中では全然使えません。
柵や電線からも30m離せという話です。
大体の現場で、上げる時と下す時に30m以内に入ります。
この状態で飛行させるためには書類と許可が必要で、知っておくべき関係法令がいっぱいあります。
航空法、小型無人機等飛行禁止法、道路交通法、民法、電波法、都道府県市町村条例。
どうですかワクワクしますか。自分の現場でやらせたいですか。
ワクワクしてきたな。
> ワクワクしてきたな。
サンドイッチマンw