今の働き方改革の進め方に違和感
会社 働く時間を短くしましょう。でも、成果は今までと同じ分だけ出してね。
社員 え、それってどうやるんですか?
会社 それは、個人の頑張りでしょ。
このような現場へのムチャぶりは、様々な企業で起こっていることではないでしょうか?(少なくとも、僕の周りの会社員からはよく聞きます)
上のような働き方改革の進め方は、”効率化・時間短縮せよ”から始まり、”創造性・生産性を向上せよ”とトップダウンでの命令形で進められます。
しかし、こうした現場へのムチャぶりは、結局のところ”やらされ感”の蔓延を招き、社員の主体性をそぐことになります。
そして、社員の満足度は低下し、やりがいない・働きがいない組織に成り下がっていく負のループに陥ってしまいます。
そうではなく、まず第一に、やりがい・働きがいある組織を作るための施策を打ち続け、社員満足を高めることができれば、社員は自走していくことになります。
モチベーション高い社員は、低い社員に比べ創造性で3倍、生産性で1.3倍高いという有名な試算結果があるように、結果として生産性が向上し、効率化・時間短縮につながるのではないでしょうか。
私はこうした正のループの仮説をもとに、私が所属する株式会社エイテックで働き方改革を進めています。
上はもちろん、若手も仕事の効率化に協力的じゃないどころか、たくさん働いてるアピールを上にしてるから、試行すらできない
そんな状況で声をあげる勇気もない
つらたん
会社の変える覚悟はいるのでしょうね。周りの企業が変わると淘汰されてしまわないか心配です。