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小さな工務店の職人から、大手ゼネコンの海外技術者へ。アジアに中東、アフリカの現場を渡り歩く男の生き様

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公開日:2019.11.22 / 最終更新日:2020.02.28
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海の向こうには、見たことのない世界が待っている

結婚後、長崎に移ってから、東南アジア、中東、そしてアフリカと、ずっと単身赴任が続く。彼が挑戦を続けられる裏には、妻の理解があった。

「子どももいるので、ずっと単身赴任することに葛藤を覚えることもある。ただ、嫁は子どもが小さいときから『お父さんはね、海外のいろんな国でこういう仕事をしてるんだよ』って言い続けてくれて。今では子どもも、『英語で話せるようになりたい』って言ってくれてね。いつも家にいないけど、良い影響を与えられているかな」

海外で働くことに憧れながらも、「この年齢で海外で働くなんて無理だ」「家族を置いてはいけない」と、なかなか踏ん切りがつかず、一歩踏み出す勇気が出ない人も多い。

だが、振り返れば、花畑さんは常に新しい世界に飛び込み続けてきた。決して臆していなかったわけではない。初めて海外へ渡るときは、不安も大きかった。英語だって、まったくできなかったのだから。それでも、常に自分の心に真正面から向き合い、最初の一歩を踏み出す勇気を決して失わなかった。

こうした前向きでチャレンジングな姿は、挑戦の連鎖を生み出していく。茨城の工場建設現場で同僚だった男性が、海外に挑戦することを決意した。花畑さんの姿に背中を押されたのだ。

「海の向こうには、見たことのない世界が待っている。目の前にチャンスがあるなら、トライしてほしい」

もの静かで、謙虚。だが、誰よりも自分の可能性を信じている。だからこそ、思いがけず現れたチャンスも逃すことなくつかみ続けることができたのだろう。

「アフリカの次は中南米に行きたいかな。そしたらもう、怖いモノがないからね」

屈託のない笑顔でそう言い残し、新たな挑戦の地へと旅立った。

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