当たり前のことを当たり前にやるのは非常識か?
私自身、コンクリートの圧縮強度が出ないなんてことは、日本で仕事をしていた時は考えもしなかった。
海外で痛い目に遭ったからこそ、強度が出ない場面に遭遇したからこそ、あり得ることなんだと思い知った。
強度が出ない原因を突き止めるために、セメント工場まで行き、どんな原料を使って、どう保存し、どの位の鮮度で出荷しているのか、工場内での試験の状況を視察した。
砂は、採取している河からすくって3つの試験場に持ち込んだが、肝心な塩化物の結果が3つともかけ離れた数値で、参考にすらならなかった。砕石の成分分析結果もバラバラだった。
水は、その国で一番信頼できる調査機関に依頼したが、受付の男に「そんな試験結果は、金さえ渡せばどうにでもなるさ」とウインクされたこともある。
色々な組み合わせを考え、練り、潰しを繰り返し、大きな原因がセメントの鮮度だと分かるまで2カ月かかった。
また、圧縮強度試験をする機械そのものが本当に正しい数値を示しているのか疑がわしいため、潰しのために採取する供試体は強度が出ないことを考えて、その都度15本造った。
「4週圧縮強度が出ない場合は、最長91日(13週)強度試験までは圧縮試験が認められる」など、日本で仕事をする限り、まず見ることさえ無いような資料を探したりもした。
91日が過ぎたら、残るは現場からのコア抜き採取後の潰しとなり、万一それが駄目なら解体となる。当時の最長は70日だ。10週でやっと圧縮強度が出たワケだ。
あの時のラボでの光景は忘れられない。もうこれで駄目だったら、残りワンセットしか供試体が残っていなかった。
現地のサブコンは、盛んにシュミットハンマー試験を主張したが、日本の基準では圧縮強度試験の結果としては 認められていない。あくまで、参考程度だ。
そんな体験をしたからこそ、当たり前のことを当たり前にやる重要性が身体に染みついている。
だから、少しでも不具合のないようにと思って検査するのだが、それを日本人の施工管理者にそのまま要求するのはオカシイことなのだろうか?
いい加減だと感じる私のほうが、常識から外れてるのだろうか?
全く。至極当然!
私も空調工事に50年程携わり、40年程自社を営んでおります。お話の内容は最もだと思いますし、これは、日本の他の産業界でも言える状態では無いでしょうか? 三洋、松下、東芝、シャープ、ソニー等など。これ等が死滅したのは、仰られるような事象が進んだ結果では無いでしょうか? ゆとり教育だの体罰禁止だの、兎に角、甘やかして育てて来た。お手々つないで皆でゴールテープを切るかけっこ。点数を付けない通知表。その成れの果てが、現在の人材。私達の産業も、人間力がふたつに別れる。前例に倣う。前例を凌駕する。95%は前記。全く現場で使い物にならない。品質管理、工程管理、安全管理。書類作りは上手いが、管理は出来ていない。前例記述を踏襲しているだけ。必ず事故が起きる。今でもこの教育は続いている訳だから、ますます日本の総産業は衰退していく事は確実だろう。
ゆとりゆとり必死に言ってるだけじゃなくて、あなたが伝えていけば良いのでは?
会社経営してるんですよね?後世に、あなたの技術、経験、知恵など伝えるのが上に立つ者の最大の仕事だと私は考えているのですが、どうお考えなのでしょうか?
20m3以下は必要ないよ。試験室毎回呼ぶのかたいしたもんだ
俺Sだったけど、必携重視だったからなぁ。アフリカ…。
これ、公共だと逆に怒られるよ。
Asのコアとかもそうだけど4週をやたら公的機関に出したがるのはやめてほしい。認定とっている試験室なら問題ないはず。
ダブルチェック的な意味がわからなくもないがやるなら受け入れ検査のように施工前であるべき。
生産性悪いし正直天下り先の優遇に感じてしまわざる負えない。
jis認定工場ならそれで良いんじゃない?
否定されたからこんなレスあげるの?
法律で基準以上のことを求めるのはお門違い、もっと勉強された方がいいと思われます。
これが気に入らないなら建設業に文句を言う前に近頃、程度が低くなった日本国を変えてくださいww
途中で見るのをやめてしまった。
ここ、アフリカじゃなくて日本ですから。。。はぁ
物造りの精神、志に国境なんてないですよ。
ロット管理なので、基本的に150㎥のくくりの中で1回以上の受入検査を実施すれば問題ありません。少なくとも基準はそうなっています。
理想を言うのは簡単ですが 現実性等をよく考えられてから文書にしたほうがよいかと、、
何にもないところからスタートして、これで良いと思って作った物で誰かが事故して怪我して哭いて、、、その「これで良いと思った物造り」は現実面を見て行動した結果だったはずです。理想や夢があって、初めて向かう方向性が朧気に定まるものと思います。世界に誇れる基準や工法を積み重ねてきた先輩たちの行為を軽く見ること、私にはとても出来ません。
50m3ではなく150m3では?
おっしゃることは分かりますし正しいですが、ひとつの現場を取り上げて、日本全てがそうだと断定に近い論調で主語を大きくして書くのは論理の飛躍です。明らかに誤りと思います。スーパーゼネコンに恨みでもあるのかとしか思えません。ゼネコンでも、下請けでもできない人はできない。少量でも強度試験するのは当然(^_^)
>今担当しているプラント現場での、コンクリート
一体筆者の立ち位置が曖昧でよく分からない。
>厳密には50m3以内毎に一回と解釈されるはずだ
社内規定?赤本?緑本?50m3?
解釈とかはずだとか、そんな分かりにくいか?特記にどの基準で管理するか規定してあるのに確認してないのか筆者。
まれに良くいるタイプの、俺の時はああだった。前の現場ではこうだった。と、論拠も示せない適当な監理者の台詞に読めてしまう。
問題提起したら部下が細部を詰めてくれるのは大現場の大所長が現役の時だけですよ?
受入検査の頻度を上げても強度がわかるのは28日(7日でもわかるけど)後でしかない。
性状は見ればわかる(それがプロ)。
杓子定規なことを振りかざして悦に入ってるのは、頭でっかちな世間知らず。
生コンクリートは定規で測るものじゃない。
言いたい事は理解出来るし、間違いでも無いところはあります。しかし、アフリカ以下とかと言うのはまた物差しが違うと思います。
決められたことをやってないなら悪い。契約だから。意味もなく過剰な要求するのもダメ。仕様書、特記、管理要領を読め。
良い建物を作るこれは当然だと思います。
けれど、工程やそれに伴い金銭的な問題があるのが現実にあるので、中々うまくはいかないのが現場ではないかと思います。
たった1つの現場を取り上げて、日本全体の問題のように扱う。
延々と自分の武勇伝を語る。
自分の武勇伝をアフリカの品質管理基準のように誤認させる書き方。
編集部は論調がおかしい文章を校正しないんですか?
ここ間違いだらけだな。昨日試験やったから今日はしないで打込むってだめでしょ。JIS認定だからいいって?大手プラントだってミスするし、偽装問題も過去あった。そんな低レベルのゼネコンの建物には住みたくないよね。お前らが欠陥だらけのマンションに住んでくれと思うよ。
金がかかる、現場を知らない、仕事にならないで面倒事を回避するのは何処でも一緒だね。
面倒でやりたがらない事だからわざわざルールで決めてるんだろうに。
お金次第で何回も行うよ
施主様のお金なのでなんともいえませんが
JIS工場やろ、出荷工場は暑くて遠い工場だったら分かるけど・・・そのぐらいの現場条件書いてくれよ
炎上商法としか思えない素人記事です
20立米のコンクリ打設毎に試験1.5万円かけて確認するだけ。お施主さんの立場になってコストパフォーマンス考えてください。このサイトは技術屋が意見交換し自分の現場に反映させるところだと思いますがやった方がいいと思うから毎回検査するべき。どの立場の職務がこんなすごい意見をいうのか気になります。お施主さんの自称知識ある知り合い第三者かな?品質試験でエラーが出る確率わかります?信用できないならちゃんと日本で勉強して準拠図書及び根拠に伴った仕様をオリジナルで作成してみてください。出来れば作成した特記仕様をここで公表して欲しいです。工事が始まってから契約に無い要求上げるのはただのクレーマーなのでお施主さんのためにはなりません。私の現場で誰かに言われたら弁護士さんに対応してもらうかな素人に技術云々指導する暇はないので。
建築とは違うが土木なら打設日毎、午前午後、て20から150m3毎に確認。
重要構造物のスランプなら全車確認。
まあ品質管理基準通りですな。
アフリカってもっと厳しいんですか?
一口にアフリカといっても54カ国もあります。当然国によって法令も基準も違うにもかかわらず自らが体験した海外の現場を引き合いに出して日本の現場を貶すのはあまりにひどいでしょう。加えてアフリカをダシに使うのも技術者としての敬意を著しく欠く態度におもえてなりません。
筆者の様な人間とは一緒に仕事したくないですね。
受入試験をしなくてもよい、環境整備を考えることも必要ではないでしょうか?
こういった観点からの革新もこれからは必要なんだと思います。
擁壁のベースの上に、立ち上がりコンクリートを打つ・・・
JIS工場ですよね?
小規模工種で1工種当りの総使用量が50m3未満の場合は1工種1回以上の試験,またはレディーミクストコンクリート工場の品質証明書等のみとすることができる。
1工種当たりの総使用量が50m3以上の場合は、50m3ごとに1回の試験を行う。
なにか問題が?
出荷伝票の配合確認、出荷時間、生コンクリートの目視確認ではダメですか?
>いい加減だと感じる私のほうが、常識から外れてるのだろうか?
はい、貴方のほうが常識から外れています。
日本のレディーミクストコンクリート工場は、JIS規格で厳密に品質管理されているので、それに見合った現場管理基準になっています。
他の発展途上国で、品質が担保されていないコンクリートを使うのなら、それに見合った品質管理方法があるでしょう。
それを同列に並べて、日本は発展途上国並みだ!と罵倒されてもまったく説得力がありません。
また施工側も、日本の品質管理基準に則って、費用を見積もって工事をしているんですから、過剰な品質管理を要求されても、そんな金はお財布にはありません。
施工管理者に要求するのでしたら、その費用は貴方がしっかり負担してくださいね。
建築工事と土木工事では管理基準が全く違います。お読みする限りでは土木工事ですね。そうなると概ね管理手法に間違いは無いと思われます。あとは監督員との協議によって決めるか、施工計画で提出した内容の通りとなります。
検査は行き着く処を見失う可能性があるため、それぞれの工事には仕様書というものがあり、各工種、各業種の方々が同じ仕様書に則り施工、施工管理、品質管理を行うと認識しています。これがバラバラだと何を管理してるかわからなくなってしまいます。逆に、必要以上に管理を行い収拾がつかないことになったりします。数の問題ではないのです。
そもそも、なぜ50㎥に1回とか、150㎥に1回の検査頻度なのかご存じですか?
これは、抜取検査方法になるため、全数検査ではないことはわかると思いますが、あとは大体です。簡単に言うと、生コンプラントのミキサの容量が1.5㎥を1回に練り混ぜることができるとすれば、その100回分です。それを3回繰り返して300回分の内に不良品が出なければ正常な状態と判断しましょうと、昔の頭の良い先生方が決めたのです。
だけど、土木工事のように150㎥使うことは滅多にないから、その1/3にしましょう。しかし、無筋コンクリートは除外しましょう。な感じです。
生コンクリートを工場製品にしましょう。と、レディーミクストコンクリート工場が発展してきたのですが、工場製品ですから確率管理で品質管理しましょうが現状です。また、現在の技術では十分な管理が行われていると思われます。分業形態を採用している以上、お互いを信用して気持ち良く仕事をしましょう。
そんなに試験したきゃ試験室呼んで毎回試験費払ってやってろ。
会社もさぞ潤うだろうな。
お前の知識の無さがアフリカ以下だ(笑)
上の方も言ってますが土木であれば50立米に満たないなら品質証明書のみでも構わないですよ。
偉そうにしてますが知識は無いんですかね?生コン屋さんはあなたの様に御託を並べる程暇じゃないんですよ。
とすると、0.5m3でも受け入れ検査は必要か? どこかで線引きをする数量が50m3とされているのでは。このような考えを現場に押しつけられると、正直たまったものではありません。少なくとも公共工事であれば請負契約違反に抵触する行為です。
大手ゼネコンが扱う案件ならJIS向上でしょう。プラントとしての品質管理も手順に沿って行っているわけですから、少量コンクリートの場合はJIS向上の信頼性にゆだねる、と理解しています。
もっとも、工事が密集している地域などではプラントも忙しく、所謂「配合違い」なコンクリートが来ることもあります。責任の所在はさておき、納品書の確認は数量の大小を問わず必須ではありますね。さらに、シュートを流れるコンクリートの状態程度は確認した方が良いとも。