大京穴吹建設は「人の暮らしに直結した会社」
――話は変わりますが、売上面での今後の見通しは?
村上 当社の売上高は、約500億円です。そのうち当社の主力事業である大規模修繕工事の売上高は、2019年3月期(実績)が374億円で、2020年3月期(実績見込み)が390億円程度と堅調に推移しています。
大京穴吹建設の大規模修繕工事売上高の推移
2017年3月期 | 2018年3月期 | 2019年3月期 | 2020年3月期(見込) | |
金額 | 380億円 | 378億円 | 374億円 | 390億円程度 |
(グループ内部比率) | 95.20% | 94.80% | 91.00% | 94.20% |
(グループ外部比率) | 4.80% | 5.20% | 9.00% | 5.80% |
大京穴吹建設では、お客さまに早い段階から修繕の重要性や資金的な準備をご認識いただくため、早期に改修工事のご提案を行っています。そのため、新築10年程度での建物診断を自発的に行っており、実際に大規模修繕工事を実施するのが新築後12~14年程度になります。
また、当社のマンション修繕工事ブランド「Plusidea(ブラシディア)」で、ユーザーのニーズにマッチする形で、修繕工事に付加価値のある改修プランもご提案しています。

改修工事前 / 大京穴吹建設

改修工事後 / 大京穴吹建設
――大京穴吹建設で働くやりがいは?
村上 ユーザー側との距離感が近いことでしょうね。よく施工管理者から、「新築工事では、自分が手掛けた建物を誰がどのように、どんな気持ちで利用しているのかが見えにくい」という話を聞きます。施工管理者は、新築物件を引き渡したら、すぐ次の新築現場に向かうことが多いですから。
ですが、当社の主力事業である改修工事はそうではありません。まず今、住まわれている方の話を伺い、ともにプランニングしていく。潜在的なものも含め「思いをカタチにする」ことが仕事なのです。
もちろん、今ある物件を長持ちさせること自体に社会的意義があり、これもやはり技術者として大きなやりがいだと考えますが、それだけでなく、お住まいの方との距離感が近いことも大きな魅力です。工事の最中にも「今日もいい仕事してよ!」とお住まいの方から応援されますし、出来上がった時には「ありがとう。これでまだ長く安心して住めるよ」と、感謝の言葉を直接聞くことができるのです。
男性の技術者は居住者の方からバレンタインデーにチョコをもらうこともあります(笑)。居住者の方にとっては、自分の息子のような年頃の技術者に工事をしてもらうことに喜びも感じているようです。これは工事のしがいがあります。
私は求職者に対して、「大京穴吹建設は、工事を通じてお客さまに安心感を与え、マンションの価値を高め、建物をより長く維持するという工事サービスを行う会社です」と説明しています。
大京穴吹建設は、人の暮らしに直結している会社です。人が好きで、人に寄り添える方は当社がぴったりだと思います。
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