メンテ工事はゲリラ戦、建設工事は大軍での戦闘
メンテ工事を戦場に例えるとするならば、どこから敵が出てくるのか、どこに罠が仕掛けてあるのか、分からないゲリラ戦のようなものです。
装置の当板補修をしていると、他の場所も減肉していることが分かって延々と当板をしていくはめになったりすることもあります。プラントを停止する期間は延ばせません。延々と当板をしていったら期間中に終わらないから、スーパーメタルという樹脂で応急処置をして運転を開始し、次に装置を停止できる機会に改めて補修、あるいは装置の交換を行うことを決めたりします。
メンテ工事でしばしば求められるものが、臨機応変な対応です。他の業者が予定外の作業をしていないか等、周囲への警戒も怠ってはいけません。
メンテ工事がゲリラ戦だとするなら、建設工事は各部隊が規律正しく動く必要がある大軍での戦闘のようなものです。臨機応変な対応ばかりをしていると、情報がまとめられなくなり、危険です。他者に対しても、臨機応変な対応を求めるのではなく、情報をしっかり整理するよう心がけましょう。
ゼロからものを作るのか、作らないのか
メンテ工事では、ゼロからものを作ることは基本的にはありません。既設設備の一部改造や増設を行う程度です。運転している設備の近くで工事をすることも多く、気を使う部分はあります。
配管フランジの傾きや、鉄骨梁の補強方法なども、現物合わせで考えることが大切です。その分、工事のイメージを掴みやすいんですよね。
建設工事は、何もない更地からのスタートです。図面や3Dモデルでは一度は完成していても、客先にイメージが伝わっていないことも多いです。そのまま工事を進めていくと、完成間近になって手直し修正を依頼されます。
バタバタしないためにも、完成イメージを早めに共有するようにしましょう。
すげぇ参考になる
わかる・・・【通し】って言葉ありますもの
朝やって、夜やってって 24時間現場・・・
突発なら仕方ない、と思ってしまう自分の
マインドにも問題があるかもww