初めて見た金ゴテ押さえ
もう一つ、感心したことがあった。
一辺が150mを軽く超える床の土間スラブの仕上げを4等分して打設するのだが、私が初めてその現場に行った時には4分の1が打設済みで、その日にさらに4分の1の打設を行ってる真っ最中だった。
そこには、日本では見かけない小型トラクターのような、下に車輪の付いた機械が4台ほど置いてあった。
何かと思って現地の人間に聞くと、車輪の下を指さし、クルクル水平にまわる仕草をしている。車輪の下を覗くと、コテ押さえ用の羽が二機付いていて、よく見ると車輪は取り外しができるようになっている。
恐らく日本では許可されていないのではないかと思われるが、車のように人が上に乗って操縦しながら、その車体の下で金ゴテの羽が回転しながら、コンクリートの土間やスラブ表面の金ゴテ押さえをする機械のようだ。
すでに打設が終わった表面を見て、「やけに密度濃く綺麗にできているな!見れば見るほど、こりゃ凄い!日本のコテ押さえより上だぞ!」と驚いていたが、それはこの機械のお陰らしい。
機械だけで700kgくらいあるので、その重量を掛けて表面を押さえると、当然密度は濃くなる。これまで私が見てきた仕上げの中で、一番の仕上がりだった。
日本でこの機械を使おうとすると、やれ免許がどうとか、そんなことが弊害になって使えないのかも知れないが、日本の建設関係者がこの仕上がりを見たら、かなり驚き、自分の現場でもぜひ使いたい!と言うに違いない。
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一風変わった誕生日の祝い方
余談だが、今回初めて知ったことがある。それは、フィリピンの誕生日は、日本と違う祝い方をするということだ。
日本では、誕生日には周囲から祝ってもらい、プレゼントをもらったりすることが多いと思うが、フィリピンでは、誕生日を迎える本人が周囲の人にご馳走を振舞うらしい。本人が相当な出費をしてでも、みんなにご馳走を振舞ったりするのが、この国の習慣のようだ。
「みんなのお陰で誕生日を迎えられた」という周囲への感謝の気持ちを込めて、みんなにご馳走を振舞うそうだ。他にも、自分が他人に対して良い施しをすれば、自分も幸せになれるという言い伝えからきているという一説もあると聞いた。
「良い話だな」なんてのんきに話を聞いていたが、実際、お金に余裕のある人とない人がいるわけで、お金に余裕のない時は、誕生日が近づくと戦々恐々としているそうだ…。
――海外に来ると、日本人の常識とかけ離れていることがたくさんある。だからこそ、「日本の常識に囚われず、もっと広い目で見よう!」と常に心掛けている。
新しい発見や文化に触れられることこそが、海外で仕事をする一番の魅力だと私は思う。
コンクリート打設時に更に700㎏の荷重が載る事に違和感なさすぎ゜
記事を書く割に基本知識が足りないのでは?
一般に土間屋、左官の中で特に床抑えに特化した業種は、ペラとかトロウェルと呼ばれるコテを回転させて押さえる機械を使うものだが、その機械の中に機上式のものがいくつもあるでしょう。
もう少しお勉強した方が良いのでは?
フィリピンクオリティは日本では通じないよ。
文章が拙い上に、絵がないからよくわからん。
アンカーのとこの記載が何を言ってるのかよくわからない。
ベースプレートの孔が多いのか、アンカーボルト自体か多いのか。
どっちにしてもデメリットしかなさそうなのだが、何を感心してるのか。
こいつの管理する現場に入るのはごめんだなと思わせてくれる見事な記事でした。
人が乗って押さえをするのは日本にもある
物流倉庫とかなら支流だし
俺も初めて見た時はびっくりしたけどね
日本の鉄骨建方精度はもっと厳しいですよ。
札幌で大手ゼネコンが鉄骨精度偽装のために、全鉄骨を解体して数百億円の損失を出している記事をご存知ないのでしょうか?