立場が違うと同じものでも見方が違う
建設現場では、建設技術者や建設技能者、専門工事業者、警備員など、実に様々な人々が働いている。所属している会社も違えば、雇用形態も様々だ。そして、同じ施工管理技士であっても、様々な立場がある。
- まだ新入社員と同様の修行中の立場
- 現場を実質的に動かしている立場
- 現場の責任者的な立場
他にも色々と複雑な立場はあると思うが、大別すれば上記の3つの立場が挙げられると思う。それぞれの立場を経験してくると、この3つの立場では、同じものでも全く違って見えるものだ。
最近、とある現場で、新人、中堅、責任者は3者3様、考えていることがまるっきり違うのだな、と改めて痛感した実例に出くわしたので共有する。
二次下請け専門業者から発注者支援まで各立場を経験したが、確かに見えるもの、考え方は違う。環境が変わるので自分自身の考え方も変わる。同じ立場でも自分の現場と他人の現場で見え方は違う。例えば、効率的って「何が」効率的なのか?とか。