施工の神様 powered by 施工管理求人ナビ
  • 施工の神様とは?
  • 記事掲載・取材をご希望の方へ
  • キャリアを考える
  • インタビュー
  • 失敗を生かす
  • 技術を知る
  • エトセトラ
  • 資格を取る
  • 建設用語

「熱割れ」と「延焼」を防ぐ最強の盾。800℃の熱と放水に耐える耐熱結晶化ガラス「ファイアライト®」の真価

  • インタビュー
  • 技術を知る
公開日:2026.01.14
  • シェア
  • Tweet
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 コメント
  • メールで共有

8割以上が知らない「窓ガラス」の盲点

ここまで、専門的な視点から「ファイアライト®」の性能を見てきたが、実際に生活者は「ガラスの性能」の重要性をどこまで認識しているのだろうか。

日本電気硝子は、2025年9月1日の「防災の日」を前に、全国の20代〜60代の男女600名を対象に、防災に関する意識調査を実施した。内閣府は「首都直下地震において、想定される死者数の約7割が火災による」と発表しているが、この事実について8割以上(84.8%)が「知らなかった」「聞いたことはあったが、詳しくは知らなかった」と回答。地震後の火災が極めて深刻なリスクであるにもかかわらず、その認知度は低いことが明らかになった。一方、火災については3割以上(34.2%)が不安に感じているにもかかわらず、具体的な「防火対策」を行っていると回答した人は、わずか5.8%に留まっていた。

加えて、「火災時に窓ガラスが割れることで被害が拡大する恐れがある」との事実についても、7割超(75.5%)が「知らなかった」「聞いたことはあったが、詳しく知らなかった」と回答。窓割れが火災拡大の一因となる可能性についての理解も、十分に浸透していない現状が明らかとなった。

また、「家を購入または賃貸契約を結んだ際、窓の防火性能を確認しましたか?」という質問には、約半数(47.7%)が「確認していない」と回答。その理由は、「住宅の防火性能という観点を考えたことがなかった」が最多で46.5%。次いで、「賃貸なので自分が選べる範囲ではないと思った」(21.3%)、「建築基準法に則っていれば問題ないと思った」(21.3%)、「火災の可能性は低いと思っていた」(16.8%)という声が続いた。

一連の結果から、住まい選びで「窓の防火性能」がほとんど考慮されていない実態が浮き彫りとなった。

電気硝子建材は調査結果を受け、次のように述べる。

「今、都心部では中古マンションの流通が盛んになっている。窓については断熱性や省エネ性が注目されがちだが、防火性能も重要な観点なため、『ファイアライト®』の採用を検討してほしい」

防火性能だけではない、次世代への付加価値

このほか、他社製品とのコラボレーションも進む。アルス株式会社は、「ファイアライト®」を使用した国内初の木製枠の特定防火設備FIX窓を発売した。

木枠でありながら、公共施設内の防火区画で使用できる特定防火設備として認定されたこの窓は、複層ガラスなので異種用途区画においても断熱性能を保つ。また、通常であれば鉄やステンレスの枠となるところだが、木製枠とすることで、CO2を軽減し、木の使用で心地よい空間を提供できる。電気硝子建材は今後、各サッシメーカーとのコラボレーションが増えていくことも示唆する。

加えて、「ファイアライト®」はこれまで強く防火性能をアピールしてきたが、ここに来て環境面でのPRも推進している。「ファイアライト®」は、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)の環境ラベルプログラム「SuMPO EPD」を取得した。

今回の取得により、「ファイアライトⓇ」を用いた建築物では、原料調達から工場出荷までの環境負荷の把握が可能となり、環境負荷の少ない建材を選択したいというニーズに応えることができるようになった。

EPD・・・Environmental Product Declarationの略。製品ライフサイクルの環境影響(CO2排出量をはじめとする製品の環境負荷)を定量的に算出し、第三者検証の合格で取得・開示する国際的な環境ラベル。

電気硝子建材はメーカーである日本電気硝子のEPD取得の意義をこう語る。

「今回のEPD取得で環境影響がより明確で透明に示されたことは、環境負荷に注意を払っている大型物件にとって『ファイアライト®』採用の大きな判断になることを期待したい」


災害時の「安全」、クリアな視界による「快適」、そしてEPD取得による「環境」への配慮。これらを高次元で兼ね備えた「ファイアライト®」は、人々の命と地球環境を守る次世代の建築において、欠かせないニュースタンダードとなっていくだろう。

人材採用・企業PR・販促等を強力サポート!

「施工の神様」に取材してほしい企業・個人の方は、

こちらからお気軽にお問い合わせください。

«123
  • この記事をシェアする0
  • この記事をツイートする0
この記事のコメントを見る0
こちらも合わせてどうぞ!
「首都直下型地震に備えつつ、DXを推進すること」が私の仕事
「首都直下型地震に備えつつ、DXを推進すること」が私の仕事
国交省・関東地方整備局企画部長の仕事とは 過去に何度も取材してきた国土交通省キャリアの見坂茂範さんが今年4月、国土交通省関東地方整備局の企画部長に就任した。 関東地整は、さいたま市に本局を置き、茨城、栃木、群馬、千葉、東...
「天井の原状回復工事」の盲点。天井塗装に”不燃材認定”の塗料を使うべき理由とは?
「天井の原状回復工事」の盲点。天井塗装に”不燃材認定”の塗料を使うべき理由とは?
コロナ禍で増える原状回復工事の問題点 昨今、新型コロナウイルスの影響もあり、「新しい働き方」として、リモートワークやシェアオフィスが普及し始めている。 結果的に、オフィス自体を縮小移転する企業が増えており、退去時に行う原...
「風化したDX」の再建。1日1〜2時間分も業務削減した安全書類DXの舞台裏とは
「風化したDX」の再建。1日1〜2時間分も業務削減した安全書類DXの舞台裏とは
『安全書類』にまつわる現場のストレスは極めて大きい [caption id="attachment_81706" align="alignleft" width="1200"] 中村建設の書庫。安全書類は、1現場だけでキ...
「東京は再び地震に怯える都市に転落した」 関東大震災の復興整備から街づくりを再考する【関東大震災100年シンポ】
「東京は再び地震に怯える都市に転落した」 関東大震災の復興整備から街づくりを再考する【関東大震災100年シンポ】
国土交通省は9月1日に関東大震災から100年の節目を迎えることを踏まえ、8月28日に東京ビックサイト国際会議場で「関東大震災100年シンポジウム~関東大震災から学ぶ今後の都市・インフラ整備~」を開催した。 1923年9月...

この記事を書いた人

長井 雄一朗
この著者の他の記事を見る
建設専門紙の記者などを経てフリーライターに。建設関連の事件・ビジネス・法規、国交省の動向などに精通。 長年、紙媒体で活躍してきたが、『施工の神様』の建設技術者を応援するという姿勢に魅せられてWeb媒体に進出開始。
「熱割れ」と「延焼」を防ぐ最強の盾。800℃の熱と放水に耐える耐熱結晶化ガラス「ファイアライト®」の真価 「熱割れ」と「延焼」を防ぐ最強の盾。800℃の熱と放水に耐える耐熱結晶化ガラス「ファイアライト®」の真価

施工の神様をフォローして
最新情報をチェック!

  • フォローする5388

現場で使える最新情報をお届けします。

  • 施工の神様
  • インタビュー
  • 「熱割れ」と「延焼」を防ぐ最強の盾。800℃の熱と放水に耐える耐熱結晶化ガラス「ファイアライト®」の真価
  • 施工の神様
  • 技術を知る
  • 「熱割れ」と「延焼」を防ぐ最強の盾。800℃の熱と放水に耐える耐熱結晶化ガラス「ファイアライト®」の真価

コメント(0)

コメントフォームへ

コメントする コメントをキャンセル


コメントガイドラインをお読みになった上で投稿してください。

email confirm*

post date*

あなたも施工の神様に記事を投稿してみませんか?
おすすめ記事
  • 【髙松建設】「古来の技術と新たな発想を融合する」世界最古の企業”金剛組”再生でベスト・プロデュース賞を受賞

    【髙松建設】「古来の技術と新たな発想を融合する」世界最古の企業”金剛組”再生でベスト・プロデュース賞を受賞

  • 点数稼ぎに走るのは「なんか違う」

    点数稼ぎに走るのは「なんか違う」

  • 「暗闇の先の光見て」コロナ禍の”希望のトンネル貫通写真”が心に響く

    「暗闇の先の光見て」コロナ禍の”希望のトンネル貫通写真”が心に響く

  • 「地元の人間の意地。ただ、それだけ」 家族を失ってもなお、愛する石巻の復興に命を懸けた現場監督

    「地元の人間の意地。ただ、それだけ」 家族を失ってもなお、愛する石巻の復興に命を懸けた現場監督

  • 建設業界をイヤになった主任技術者は”造園”へ急げ!

    建設業界をイヤになった主任技術者は”造園”へ急げ!

  • 人と機械はどう補完? これからの橋梁点検

    人と機械はどう補完? これからの橋梁点検

注目のコメント
  • 権力を振りかざす世間知らずの勘違い野郎どもは本当に消えていただきたいです。

    「○んでくれ」「くせーんだよ」 発注者からの脅迫・暴言集【実録】
  • 公務員なんて、甘ったれのわがまま人間の巣窟。特に、バブル世代にパワハラとかするのが多い気がする。

    「○んでくれ」「くせーんだよ」 発注者からの脅迫・暴言集【実録】
  • 34℃で湿度がどれくらいか判断出来ないが今日びの38℃超え猛暑に比べればまだまし。 皆が言う体調管理なんかで対応出来る範囲を超えている。 朝一番から警戒レベルMAXが普...

    最高気温36℃の”猛暑日”。舗装工事は中止すべきか?【熱中症対策】
  • 勝手に喫煙休憩するな→即飛び蹴り シュールなコントみたいだな

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • 辞めていいんじゃねーか? 下請けの奴隷ならともかく、大手ゼネコンの現場監督ならやりたい奴いくらでもいるだろw

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • 若くても無能なら要らない

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • そんな無能はやめた方が現場のためだよ

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • 飛び蹴りは普通に罪にならないか?

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • 休憩するなら水分取るだけで充分なのにねwタバコまで吸いに行き注意されると即飛び蹴りとはヤニ中毒は危険だな

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • 結局本人の申告によるものでしかないので、無理がありますよ。 すべての作業員さんにカメラつけて録画でもするならば別ですが。 公共工事にしろ民間工事にしろ、昔からすれ...

    「チェックシートで熱中症を防ごう!」 それができたら誰も苦労しない
  • 熱中症チェックシートは本当に不毛。 挙句の果てに、それを書いていても熱中症が発生したら「管理が甘かったからだ!」といってチェック項目を増やしたり、記入内容の真偽を...

    「チェックシートで熱中症を防ごう!」 それができたら誰も苦労しない
  • 建設業界のパワハラと言うよりは特定の会社の特定の上司のパワハラ。

    元自衛官が建設業界に転職したら、”パワハラの巣窟”でした
  • 返信した人の日本語もわかりません。 やり直し

    元自衛官が建設業界に転職したら、”パワハラの巣窟”でした
  • 建設業界って 何処に業界のパワハラをかいてるの? やり直し

    元自衛官が建設業界に転職したら、”パワハラの巣窟”でした
  • 所長が部下の人間性を否定するような現場がうまく回るはずがない。 現場は信頼関係で成り立っている。 現場の雰囲気は主に所長がつくりあげあてしまう。そのような管理職が...

    65歳以上と外国人は、全員”安全弱者”のヘルメットバンドをつけろ!? 納得できない話
  • この著者は神様とは思えないです まず、職人は工程を縮めたいんじゃなく無駄が嫌いなんです。それは管理者もだと思いますよ。 無駄=損害ですからね。

    「不仲説」 現場監督と職人
  • スーパーゼネコンの監督とは仲良くなれないな。

    「不仲説」 現場監督と職人
  • まったく現場の事を理解していない! もっと色んな事を経験して、勉強して下さい。

    「不仲説」 現場監督と職人
  • 不仲は横柄で生意気ななゼネコンのセコカンが原因だと思いますけどね。 舐められない様な教育受けているので仕方ない所もありますが。 職人さんも見栄えよりも工数へらして...

    「不仲説」 現場監督と職人
  •  不仲なら発注しない、請負わない。 お互い仕事できなくなればいい。

    「不仲説」 現場監督と職人
  • キャリアを考える
  • インタビュー
  • 失敗を生かす
  • 技術を知る
  • エトセトラ
  • 資格を取る
  • 建設
    用語
【PR】施工管理技士の転職に特化した求人サイト
施工の神様ロゴ
  • 施工の神様とは?
  • 原稿募集
  • 取材ライター募集
  • 運営会社
  • PR・プレスリリース
  • プライバシーポリシー
  • 広告掲載について
  • お問い合わせ
Copyright © 2026 WILLOF CONSTRUCTION, Inc. All Rights Reserved  リンクフリー
施工の神様