ビオハード法枠材

ビオハード法枠材とは、卵白性の材料で成型した法枠材のこと。原理的には、この法枠材をポリ乳酸を配合した生分解シートで包装し、法面に井桁状に組んで法枠とする技術提案であり、従来型(プラスティック製法枠材)と比べ施工性や緑化効果などが確認されている。ちなみに、ビオハード法枠材の大きさは、長さ50cm、幅5cm、高さ10cmで、施工から2カ月目での植被率が90%に到達した。1_当たり8500本の植物が生育でき、植物が根付く頃には分解が進んで、やがては法面全面緑化が可能となっている。ビオハード法枠材は人力での運搬設置が可能、従来型(プラスティック製法枠材)と比べ作業時間の短縮とコスト削減が見込まれている。ビオハード法枠材は、大成建設によって開発された。

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