CMX-SEとは、東亜利根ボーリングによって開発された回転水平多軸式連続壁機のことで、狭隘地での低空頭による自由度の高い施工に定評があり、ひいては掘削効率の向上に寄与するものである。原理的には、掘削機本体/ベースマシンの旋回/回転により、掘削箇所のまたぎ施工が可能とされる。尚、CMX-SEに角度計や4点油圧ジャッキが搭載されることで、走行方向の変更も柔軟になる上、ディスプレー表示によるオペレーターの視認性の向上により掘削(垂直)精度/操作性能の改善が実現された。ちなみに、CMX-SEは分解輸送や現場組み立て時における手間の大幅軽減にも貢献するため、リニア中央新幹線のほか、国内外での積極導入が期待されている。
CMX-SE
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