法面掘削工事では「軟岩は細かく砕いておく」
軟岩と呼ばれる、軟らかく割れやすい岩は、出来る限り小さく砕いておくのがお薦めです。
掘削工事で岩が出てきて、一番困るのがその処分です。大きな岩は残土と一緒に処分することが出来ないので、別に分けておいて岩だけで処分しなければなりません。
岩を細かく砕いておけば、多少残土に混ぜて処分しても、引き取ってくれる処分場がほとんどです。割る作業は面倒かもしれませんが、後の処分の事を考えると割っておいた方がスムーズに処理作業が進みます。
また細かい事を言うと、テイラーやダンプで残土をダンプする時にも、岩が大きすぎると鋼板に引っかかってしまい、手間が増えてしまうので、小さくしておいてそのままダンプできる状態にしておくと作業効率も上がります。