難しい法面掘削工事では「建設機械を増やす」
岩だらけの現場で土工掘削する場合、工程通りに作業を進めるためには、非常に単純なことですが、使用する建設機械を増やすことが、一番重要になってきます。そして、岩ばかり出てくる現場での掘削作業では、ペッカ付きのバックホーが必要不可欠です。
それに加えて、掘削作業では、残土積込のための機械やテイラーなども用意する必要があるわけですが、岩が大量に出る山では、掘削用機械を最低でも2台は準備することをお薦めします。
なぜなら、付け替えの時間の手間を考えた場合、明らかに使用目的ごとに建設機械を分けて用意していたほうが作業効率は良いからです。
岩が出るたびにバックホーのバケツをペッカに付け替えて、掘削の際にまたバケツに戻して・・・と繰り返していては、作業効率が上がるわけがありません。
作業に難がある掘削現場では、必要最低限の無駄を減らすことが一番の攻略法です。リースしてでも普段よりも多くの建設機械を揃えておくことが、利益を出す肝になってきます。