VRは建築現場の安全教育で不可欠に?
——VRは自社開発ですか?
大東建託 VRコンテンツを制作している積木製作さんです。積木製作さんは次々とVRコンテンツを開発していますが、大東建託としても実際の現場を利用して、よりリアルなVRを共同開発し、現場体験型研修を進化していきたいと考えています。今年はこれから全国40カ所で、高所作業が多い作業員約2,000人を中心に、VR体験を含めた現場体験型の研修を開催します。 安全教育に終わりはありません。
——VRは安全教育で不可欠になる?
大東建託 はい、VRは没入感があるので、実体験しているような感覚になります。安全教育にとっては、気の緩みが大敵なので、VRの効果には期待しています。足場や現場の危険予知の教育にも役立つでしょう。
――今後の安全管理部の目標は?
大東建託 何と言っても、建設労働災害事故ゼロです。墜落・転落を防止すれば、かなり事故は減りますので、多くの方々にこのVRコンテンツ「建設現場における仮設足場からの墜落」を体験してもらいたいと考えています。
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安全教育もここまで来たか。
その前にやることあるだろう。自社技術の開発とか自社工場作るとかさ。
他社と比べて30年は遅れてるんだけど。
出来高や出来形を良くする現場造り、場所や物だけでなく、作業段取り、作業の方法、施工管理の方法にまで広げて、整理・整頓を徹底すれば、災害ゼロは、ついてきます。今の現場管理者は、忙しすぎです。20年、30年事故のない協力事業者や作業員さんに安全・安全と呼び掛けても他人事です。良い仕事を効率良くするためには、どうするかの視点で、安全指導を見直してみるべきではないでしょうか。