ドボクのマニアックな視点に立ったイベントづくり
二人はドボクのプロ。知識も人脈もある。それらを駆使すれば、思いはすぐ実現しそうなものだが、実際はそう簡単ではなかった。突き抜けたイベントにするためには、当然それなりのアイデア出しが必要となる。アイデアが出た後は、現場探し、工事会社など協力会社との交渉があり、話がまとまったら、集客のためのPRなどもある。実際、オファーの連絡をしたところ、「チビっ子向けにイベントしても、ウチは1円も儲からない」と冷たくあしらわれたこともあった。
イベントプロデュースと言っても、イベントのすべての中身をデミーとマツが決めてしまうわけにもいかない。協力会社社員などに「やらされ感」が芽生えるからだ。既存のイベントと同じ轍を踏むことになる。イベントの大枠をデミーとマツが決めて、細かい部分は相手に任せる必要がある。自分で考えると、イベント終了後の達成感が生まれるからだ。
逆に、協力会社にすべて任せるのも面白くない。協力会社の既存のイベントに、デミーとマツがゲストとして来たみたいになるからだ。
「普通のイベントであれば、広告代理店に頼めば良い。デミマツはドボクのプロ。広告代理店には考えつかないような、子どもが喜ぶドボクのツボ、マニアックな視点に立ったイベントづくりには自信がある」(マツさん)
奥さんが「うちの旦那、スゴイことをやっている」と惚れ直す
デミーとマツがプロデュースするイベントのポイントは、協力会社の社員の家族を参加させること。お父さんの仕事がいかに「チョーカッコえい」かを説明し、実際に働いている姿を家族に見せる。すると、奥さんも子どもも喜ぶ。特に奥さんは、子どもが喜んでいるのに引きずられて、「うちの旦那、スゴイことをやっている」と惚れ直すと言う。
「デミマツのイベントは、親子参加がキモ。子どもと一緒にいると、親も50年先のことを現実問題として考えるようになる。子どもを通して、親にも訴求させるわけだ。デミマツのポリシーと言って良い」(マツさん)
社員の家族でない場合でも、親子で参加させる意味は大きい。たいていの親は子どもの写真を撮る。それが立入禁止のレアな写真などだった場合、その写真をSNSにアップするケースも少なくない。そういう写真は珍しいので、親のネットワークに乗って、ドンドン拡散する。それが巡り巡って、親子でイベントに参加したこと自体が、楽しい思い出として、いつまでも残る。実際、SNS上の拡散により、デミーとマツのイベントへの注目は、「モノスゴイ高まりを見せている」(デミーさん)と言う。
スーパー、準大手あたりのゼネコンさん、未来のためにも是非デミーとマツのスポンサーさんになってくれんかなー
ここは国交省とタッグを組むべき。
くそつまんないイベントばっかやってるし。
国交省のイベント断れないし笑