ノルマ化された土木の現場イベントはつまらない!
「既存のドボク系の現場イベントって、つまらないものばかりだよね」。デミーとマツが初めて出会ったときの共通認識がこれだった。子どもたちが工事現場に集まって、まず会議室に通される。資料が配られ、行政職員(あるいは工事会社社員)が説明に立つ。説明の後は、ヘルメットを被り、行儀良く現場をただ見て回る。子どもたちにとっては、学校の授業の一環。行政職員などにとっては、業務の一環。どちらにとってもやらされ仕事。子どもたちにとっての喜びは、お土産ぐらいのものだからだ。

デミーとマツが開催した土木体験イベント「コンクリートバズーカをぶっ放せ!!」での一コマ。子どもがコンクリート吹付け作業を実際に体験した(写真提供/デミーとマツ)
「既存の現場イベントは、安全だが、当り障りのないものばかり。行政の人間も、その多くはやりたくてやっているわけではない。やらされ感が拭えない。そんなイベントはつまらないものにしかならない」(デミーさん)
「行政にとって、子ども向けイベントが業務、ノルマ化している。ただ現場を見たり、重機に乗ったり、親と話したり、友達に自慢したりできる楽しいものにはならない」(マツさん)
「通り一遍」のイベントばかりやっていても、子どもたちは喜ばない。ひいては、ドボクに興味を持ってくれない。子どもたちが純粋に楽しむためには、「心が震える突き抜けたイベント」が必要。さらに「リアルな現場を体験する」ことが重要になる。初対面なのに、まるで30年前からの知己同士のように、話は大いに盛り上がった。デミーとマツの結成には、「子どもにドボクを好きになってもらいたい」という共通の志があった。
スーパー、準大手あたりのゼネコンさん、未来のためにも是非デミーとマツのスポンサーさんになってくれんかなー
ここは国交省とタッグを組むべき。
くそつまんないイベントばっかやってるし。
国交省のイベント断れないし笑