「静観することは罪深い行為」政策ベンチャー2030
――次の政策ベンチャーどうなりますか。
越智 私は事務局としてかかわっていくと思います。次のメンバーと、具体的な施策等の検討していくことになりますが、詳細はこれからです。
――自由な発想を得るためにも、本当に「働き方改革」が必要なのは霞ヶ関では?
中根 徐々に「ワークライフバランス」も浸透してきていると思います。私も子どもが生まれ、育児のために1ヶ月休めましたし、フレックスタイム制度についても、原則全職員が取得できるよう拡充されています。
越智 私の近場には、テレワークを実施している管理職もいます。
――ベンチャーに参加して、どのように総括しますか?
中根 日頃、同世代で部局を越えて議論することは少ないので、お互い顔を合わせて省内の課題や将来像を見据えながら議論できたのは大きな財産です。
末久 報告書をまとめただけで終わりではあまり意味がない。今回提案した施策を如何に具体化していくかが重要です。これからも何らかのカタチでかかわっていけたらいいですね。
越智 いろんな人と意見交換することが大切です。政策課でも、有識者と国土交通行政をどうしていくべきか意見交換をしています。政策をどうしていくかを日々考え続けることが大事だと考えております。
――ありがとうございました。
日本を進化させる生存戦略
国土交通省が「政策ベンチャー2030」の中で描いた未来シナリオは、恐らく省内ではタブー視するものが多かったと想像できる。しかし、柔軟に議論を交わし、最終報告書「日本を進化させる生存戦略」まで策定できたことは、大きな意味を持つ。
最終報告書の中では「超高齢化、急激な人口減少による誰も経験したことがない未知の世界に突入する状況において、現役世代である私たちが”何もせずに静観する”ことは罪深い行為であると感じています」とメンバーはその正直な思いを吐露している。
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物凄く良記事
>現役世代である私たちが”何もせずに静観する”ことは罪深い行為であると感じています
この業界に携わっている身として非常に耳が痛い
初耳。
なんでこういうのニュースでやらないの?重要でしょ。
率直にいいんじゃないでしょうか。
まぁまだ具体的なところまでいっていないのでなんとも言えないですが、確かに静観しているのは死んでいるのと同じですね。
ぜひ机の上の想定ではなく現実を踏まえて検討していってほしい。
期待しています。
国交省見直しました
いいね、国交省。市をどうにかしてほしいです。