災害時に頼りになる作業服店でありたい
――作業服店のやり甲斐は?
児玉 不謹慎ではありますが、西日本豪雨のような災害時には、常連の現場関係者だけでなくボランティア活動を行う一般の人まで作業服や作業用品の需要が増えるので、通常よりも客足が伸びるんです。
私自身も2014年8月に広島市安佐南区・安佐北区で発生した集中豪雨による土砂災害などの現場に、ボランティアとして参加しました。
実際に災害現場へ足を運ぶと、どの場面でどんな商品が役に立つのか身をもってわかるんです。
それらを踏まえて、自分の経験からお客さんにアドバイスもしています。お客さんからは「ボランティア店長」なんて呼ばれますが、これも地域で作業服や作業用品を扱う者の務めだと思います。
――今後の夢は?
児玉 私はもともと家業を継ぐ気がなく、やりたいことに挫折して仕方なくこの仕事に就きました。
定休日はお正月、ゴールデンウィークとお盆くらい。毎日朝6時から夜8時30分まで営業するのもラクじゃありません。
それでも、今は建設業をはじめ、いろんなジャンルの職人さんを接客するのが楽しくてたまりません。
まずは10年後もこの店で「いらっしゃいませ!」と言えるように日々精進していきます。
児玉センイの会社概要

児玉センイ株式会社(本社・広島県広島市)は、1975年1月1日創業。資本金500万円。広島市内の2店舗(可部店、矢賀店)で作業服、事務服、ユニフォーム、作業用品、工具類、進物品などを取り扱う。
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確かに知り合いのとびをやってる人もゴルフに行くような長袖にポロシャツを重ねたりしています。
時代は変わりましたね。
この夏は暑さよりゲリラ豪雨に注意と言われていますし、またどこで昨年の夏のような災害にみまわれるかわかりません。工事現場の人が着るウェアというより、より幅広い人が求めている。まさに時代にマッチした展開だと思います。
短パンは大手ゼネコンで認められるかだよな
建設業界の者ではないですが、面白かったです。ニッカボッカを見なくなった理由があるのですね。あれはあれでカッコイイので残念です。