酒に酔った中年たちによるぶっちゃけトーク
ある日、都内某所の居酒屋に入ると、なにやら熱い議論を交わしている中年4人組がいた。近くの席に座り、聞き耳を立てていると、いずれも土木の関係者らしく、本音トークを炸裂させていた。
「これは使える」ということで、密かに録音を開始した。禁断の「飲み屋ぶっちゃけ話」だが、彼らの話しぶりには切実な響きがあった。それが私の心を掻き立てた。彼らの思いを一人でも多くの人に知ってもらいたいという思いが募った。
ここに、物書きとしての良心を添えて、その一部をここに公開する。
話してるのは50代くらいかな?
企業は、お金は儲けて当たり前。
けれど現場では、より良く永く皆んなのためのモノ造りをしているんですよね。
この仕事に誇りを持ってやってますよ。
マスゴミや一般の人には判らないでしょう。
まぁ、解って欲しいとも思いませんけれど。
わかってもらわないと困る
もう限界
だからなんだ…?
意図が伝わらん
意図がわからない?あたまわるすぎ
轢かれて死ぬよ
この記事の意図は、若者の入職を阻止したいという理解でいいですか?
業界の一部で不祥事が起これば全体が不祥事を起こしたように報道される。声をあげることが難しい世の中になったなと思う。
建築デザインや匠の仕事を紹介する番組はあれど、土木や電気、水道などの基礎にかかわる仕事をないがしろにしているのか。彼らの言う「子供や孫に負の遺産を残したくない」は下っ端で経験も浅い私でも思っていたことだ。
飲み歩くことのなにが悪いって言っておきながら、話してることは現状への愚痴だけだ。
酒を飲んで愚痴を言うだけでなんの意味がある?
金と時間と酒の無駄だわ
こいつらにはカフェでお茶だけで十分だわ
結論がない記事で、まぁ仕方ない内容かな、と思いました。
はっきり言うと、土木は3Kです。し尿汲み取りとかと、一緒。いやな仕事ですよね。
なのに、賃金は下がる一方。だから若者が入らないのは当然。
業界が無くなってしまいそうですが、今回の台風災害があれば一番に駆けつけるのは土木業者。雪が降ったら土木業者。
でも儲けさせてもらえない。
マスコミのせいだと思いますが、
自分達も業界のお金の仕組みと、業界の立ち位置、価値を訴求しないとダメ。
無くなったらみんなが困るのに。
居酒屋での会話とはいえ、この会話からは
自分達の時代と「今時の若者」を比較しているだけで、
結果として何をどう変えていこうとか若者の行動を
促していこうとかそういった観点での議論がなく、
ただの愚痴どまりになっているのが非常に残念です。
飲み歩いて色んな業界とコネがあるなら、メディアに
働きかけることもできるのでは?
道路工事をしている方々を見て誰も尊敬しませんよね、高速道路の渋滞の先に工事現場があれば怒りさえ感じます。まして田中角栄に始まる数々のダーティな話、官製談合、天下り、スキャンダル満載の業界、イメージは最悪です。
そんな業界の中にあって、仕事には、大、中、小、皆んなで助けあって、世界でも飛び抜けて丁寧・過剰品質のインフラを手抜きをせずに、ひたすら実直に作ってきた。これは本当にスゴい事だと思う。仕事の面だけ見ればモラルハザードがほとんど無かった。
ただ、今のスーパゼネコンの経営陣は自社の儲けしか考えていない、下請けがいくら潰れても構わない、こうなると、今後は仕事でもモラルハザードが始まるのではないか、いや、もう、始まっているし。
どんどんグローバルスタンダードに。日本の良いところがどんどん消えていく
地場の元請は正直もう限界です。代理人が高齢化は深刻。
この記事は国レベルの話ですが地方でも同じような感じです。常日頃工事をしてますが汚職など縁がなく特別不要な公共事業でもなく(この新規道路の効果は?等は思いますが)インフラの整備、維持修繕仕事をしてるのですが悪いイメージで見られてるのはヒシヒシ感じます。それでもここを抜いたら品質が悪くなるからきっちりやれ後から笑われるような仕事をするなとやっていますが。みんなどうしてるんだろうと考えてました。