土木を知らない人は、現場のどこに魅力を感じるのか?
土木科でもない普通のJKが建設現場を訪れるケースは、かなり少ないと思われる。写真撮影するとなれば、なおさらだ。
この思い切った企画を実施した立野ダム工事事務所は、今回の撮影会の意義をどのように考えているのだろうか。阿部所長はこう話している。
「われわれが安全・安心・快適に暮らす上で土木構造物はなくてはならない物ですが、日頃の生活の中では『当たり前に存在するもの』として見過ごされていることから、これら構造物の魅力を発信することで、土木への関心や理解を深めてもらうのがわれわれの活動目的です。
今回は、土木技術者や構造物マニアである部員ではなく、『まったく土木のことを知らない人が現場でどんなところに魅力を感じるのか? その視点が、われわれが土木の魅力を知ってもらいたい方々に最も近いのではないか!』と考え、「立野ダムのcoolを切り撮れ!」と題して企画しました。
また一方では、土木構造物の建設や維持管理を通して地域の安全・安心を確保しているのは地域の建設業界であるものの、将来の担い手不足などの問題を抱えており、これによる業界の存続の危機は地域の安全・安心の欠如に繋がる重要な課題です。
今回及び今後も継続していく多様な方々による撮影会の作品が、これら課題解決の一助になることも大いに期待しています。
立野ダムとは?
立野ダムは、熊本市内を流れる白川の洪水被害を防ぐことを目的に、南阿蘇村大字立野及び大津町大字外牧に建設中の洪水調節専用ダム。ゲートの無い放流孔を有し、川の水量が少ない場合には流水の貯蓄をしないダム。
堤高約90m、堤頂長約200m、堤体積約40万m3で、洪水調節専用ダムとしては国内最大級の大きさを持つ。2022年度完成予定。事業費は約900億円。
高速道路建設と維持管理に従事しています
安全・安心・快適に暮らす上で土木構造物はなくてはならない物ですね
一般の方々が有って当たり前と思うのは
仕方がない事ですが
構造物を作る意味や過程を知っていただくことにより、企画と工事に対する理解を広められることでしょう
是非、第二回、第三回と継続的に完成まで続けて頂きたいものです
途中に蓮舫さんもお誘い下さいね。
男女平等の時代なんですから、フェミさんたちも、事務、看護、保育だけでなく、もっと現場仕事を目指して欲しいですよね。
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