――きついし、キケンだし…。
直井氏 そして汚い(笑)。3Kの代表格みたいなもんだからね。危ない現場なんかいっぱいあったよ。ビルの解体で上から重機で壊していくのとか。「これ、落っこちたら死ぬじゃん」みたいな。
それに、最近は有価物も全部元請けが持っていっちゃうし、ホント、解体は薄利になっちゃって……。キツい、汚い、キケン、それに「金にならない」の4K。
――過去に比べてスクラップの受け入れ単価も下落したっていいますもんね。
直井氏 そうそう、20年くらい前、中国の経済成長期だったら40円/kgくらいの時代もあったけど、今は半分くらいかなー。有価物が獲れても割に合わないよ、現場はキケンだし嫌になっちゃった(笑)。
――それで解体業を倦厭して土木に転向したのですか?
直井氏 うん。土木って言っても、土壌汚染対策工事から入ったんだよね。土地取引の前に土壌調査をして汚染があったら土地売買の前に土壌を入れ替えるっていう。
まぁ、矢板打って掘削して、白い土(健全土)いれて。途中で、地下水に汚染が浸透してないか調査屋いれてモニタリングしたり、川の傍で水が出てくるような場所なら水替えしたり。

工事現場でオペをする直井氏
――では、今の売上構成比率としては汚染土対策工事がメインですか?
直井氏 そうですね。今は6割が汚染土対策工事であとの4割は一般土木の工事。
ただ、少数精鋭だから、だいたい得意先との取引になっちゃうんだけど、それじゃあ、今後を見据えてマズいかなぁって思うと新規顧客を開拓しなくてはいけないなって。
それで、営業したり知り合いの紹介とかだったりで、初めての会社から見積もり依頼がくるけどさ、新規の問い合わせをしてきた会社が不慣れで、工事分かってない場合もあるの。
忙しい時ならお断りするけど、暇が続くと焦って請けちゃう。 やっぱり、零細企業だと、定期的な仕事の受注が途絶えると焦るよね。月々出ていく金もあるし。
今回の話はね、焦って新規開拓をしようとした矢先、「この会社大丈夫かなー」って、「忙しい時なら請けないんだけどなー」って思いつつ、その新規顧客と仕事をしたら案の定後悔した失敗談です。
結局「一喝」してないやさしさ。
現在は技術者不足で断る案件が増えてますね。
記事内の写真って・・・事務所内?!
俺が知る限りは、だが2020年4月1日過ぎたら住宅でもないなら原則喫煙所等以外で喫煙禁止でしょ
かっこつけのために持っただけって可能性もあるが、まあ、そもそもそういった法規知らなそう
李下に冠を正さず
こんな言葉あるんだから、わざわざやからみてーな格好しないでビシッとすれば、、無理ですか?