三浦隆 東京都建設局道路監の挨拶
「東京都建設局は、2020年の東京五輪やその先に向け、魅力的な東京をつくっていく。ただ、それを支える建設業に就職する人は少なく、また技術者が高齢化しており、次世代への技術継承が困難な状況である。
そこで東京都建設局では、若者や女性が建設業に入職しやすい環境づくりに邁進している。今年度から「週休2日制確保試行工事」はすべての土木工事を対象とした。見学会は小中学生、高校生、大学生を対象とする「建設業の魅力発信モデル工事」を試行し、「女性活躍モデル工事」「快適トイレの配置」も実施している。担い手三法の理念はもとより、適切な工事平準化にも取り組んでいる。」
飯塚恒生 東京建設業協会会長の挨拶
「東京の安全・安心を支えるという建設業の社会的使命を、改めて強く意識している。建設業界では今後10年間で高齢者の大量離職が見込まれ、担い手確保が最大の課題となっている。また、働き方改革関連法の成立により、長時間労働の是正や週休2日の実現になどに向けた取組みが急務である。
業界全体で対応し、若者に将来を託せる魅力的な建設業の実現を目指し、関東地方整備局、東京都と連携しながら、求められる役割を着実に果たしていきたい。」
資本金5000万以下の中小(全体の約95%)にはキャリアアップシステムのメリットをあまり感じない気がする。
書類を簡素化しても新しい制度のための書類が増えるなら技術者の働き方改革にはならない。量や基準は変わらないけど仕事はするな、でも終わらなかったら責任とってね、なんて状況にならなきゃいいけど。
もっと、発注者の問題を議論する形でも良かったのでは?
何か、表面的なんだよ