「このまちが好き」の熱量を高めるための拠点づくり
――「地方を盛り上げさらには日本を変える」というスローガンを掲げていますが、狙いは?
河田 地域を活性化するような地域建設会社が生まれれば、その地域は絶対に元気になる。地域を元気にする地域建設会社が全国各地にできれば、日本全体が元気になる。この言葉には、そういう思いが込められています。それが実現すれば、地域建設会社のイメージも変わります。
建設業という言葉を聞くと、「建設業って、まちづくりする産業だよね」と。地域を元気にする地域建設会社が増えれば、地域建設業に対する人々のイメージも変わります。
地域建設会社は、昔から地域で大きな役割を果たしてきました。これといった産業もない地方では、建設業は花形産業でした。優秀な人材がいて、お金も情報も集まり、様々なネットワークも持っていました。それだけ恵まれた産業なのに権利ばかり主張している。
そうではなくて、地方の建設会社一社一社が、まちを良くするために、自分たちができることは何なのか、新たなマーケットを作るために何ができるか、ということを真剣に考えなければなりません。それは大きいことでなくても、全然良いと思います。何か行動を起こせば、それがマーケットを潤わせ、人を集めるきっかけになると思っています。
――集客施設の建築、運営なども手がけていますが、狙いは?
河田 加和太建設のすべての取り組みは、「静岡県東部を元気なまちにすること」に集約されます。「大社の杜みしま」や「みしま未来研究所」も、そのために戦略的に実行したプロジェクトです。
元気なまちにするには、そこに住んでいる人々がまちを好きにならなければなりません。「好き」の熱量を高めるためには、「このまち良いよね」と思える魅力的な場所、拠点が必要だと考えています。デザイン的にオシャレで、いろいろな活動や体験ができ、人と出会い、思い出づくりにもなる場所が。それが「大社の杜みしま」や「みしま未来研究所」などをプロデュースする狙いです。
――東京やベトナムにも拠点をお持ちですが。
河田 東京の拠点には、二つの意味があります。一つが、投資の原資を稼ぐことです。やはり、東京には「お金がお金を生む世界」があるので。東京で稼いで、三島に投資するという戦略があります。
もう一つが、お金だけではなくて、最先端の情報、事例などをいち早くキャッチしたいという狙いがあります。東京のオフィスには、カフェを設け、コワーキングスペースとしてもいろいろな人々との交流の場としての機能を持たせています。交流を通じて得られた情報、アイデアなどを三島のまちづくりにフィードバックする狙いもあります。
ベトナムのプロジェクトに関しては、もともとは「建設業として、人口が伸びているマーケットで勝負したい」ということがきっかけです。加和太建設のビジョンができる前から動いていたプロジェクトでした。
現在は現地起業家の育成支援プロジェクトを展開しています。ベトナムの産業発展に寄与するため、途中でプロジェクトの目的をガラリと変えました。現地でいろいろ調べてみると、若い人を中心に、起業家熱が非常に高いということがわかり、「彼らを支援したい」と思うようになりました。現地に拠点を設けて、起業を支援することにしました。
ベトナムや日本の金融機関と業務提携し、現地情報に関するセミナーなども行ってきました。我々の情報をもとに、現地に進出した日系企業もあります。その会社から「加和太建設さん、工事もやって」というお話をいただき、現地で施設建築工事も行いました。結果的には、建設会社としても今はやっています。
――ベトナムの事業をやっているのは、どういう方ですか?
河田 私の大学の同級生で、元新聞記者です。「建設業はやらなくていいよ」ということで送り出したのですが、彼なりに現地でのネットワークを構築していくうちに、金融機関などから「建築の仕事をやって」という依頼が来るようになりました。現地で建築工事を担当したのはもともと土木の人間でしたので、最初は本当に大変でした。
――加和太建設が開発したクラウド型建築施工管理支援システム「インパクトコンストラクション」を担当している川合弘毅 ・ITI事業部取締役も大学の同級生ですよね。
河田 そうです。大学の頃から「川合と一緒に何かやりたい」と思っていました。私が誘って、加和太建設に来てもらったのですが、とくに「何をしてほしい」ということはありませんでした(笑)。
私はもともと起業するつもりだったので、加和太建設に戻る前から、ずっと「一緒に働こうよ」と誘っていたんです。加和太建設で営業と採用をしていた頃に、かなり大変だったので、「ちょっと助けて」ということで、川合に来てもらいました。総務とか採用とか、バックオフィスをお願いしました。
60名弱、普通の中小、、、、
10名弱のうちは零細企業なんだと再確認。笑
すっげ
経営判断は大きい。うちは判断ミスでしくじってる
近くにこういう施工会社があれば転職したいですう
三島周辺を走っていると加和太建設の現場をよく目にする。地域を支えて、企業成長する、良き会社。小さい建設会社が目指すべき方向性を教えてくれる。やはり業界外部の意見が必要。
社長かっこいい
こういうとこなら転職したいけど三島遠いわ
東北にも支店出してくれないかな
自分も同じ境遇で、スケールは小さいながら今までの状況を変えていきたいと考えています。
今がダメではなく、もっと良くなりたいと常に思っております。
まずは、自分が変わり、そして、社員に伝えて会社が変わり、さらには、地域を変えられるようになりたいと考えております。
河田社長の記事をみて、自分も頑張って行こうと思います!
ありがとうございました。
さらなる飛躍期待いたします!
業者を泣かせることで地元では有名ですよ❗
ボンボンには実態が解ってないのが情けないね❗
三島で損害保険の代理店をやらせていただき50年なります最近御社の現場をよく見て関心をもち読ませていただき仕事に対する前向きな態度に感激し微力ながら前向きに頑張らなければと大変は励みになりました
記事ではいくらでもきれいごと言える。8の方が言ってることが実態。おれも地元じゃいい評判の会社に入れたと思ったけど、実態は、ブラックどころか暗黒。隣の芝は何とかってことわざどおり。
毎月80時間以上の残業。
それなのに給料は半分以下しかでない。
遅い時なんか日付またぐことも多々。
やめて正解