土木現場を「撮って、書く」プロカメラマン
土木技術者にはおなじみの専門誌「日経コンストラクション」の表紙と巻頭グラビア記事を12年にわたり手がけている写真家・大村拓也さん。施工中の現場を土木工学科出身ならではの視点でクローズアップする切り口には定評がある。
土木学会の会報「土木学会誌」でも、土木構造物を周辺の地形や風景とともにすくい上げる「土木遠景」などのフォト・エッセイが好評を博した。また、「積算資料」「土木施工単価」の表紙を連載していたこともある。
大村拓也さんは親子三代にわたる筋金入りの「鉄道マニア」。大学で土木工学を専攻する傍ら 、“撮り鉄”で磨いた写真の腕を生かしてブライダル・カメラマンのアルバイトに就くと、場を盛り上げる天賦の才に自ら気づき、「写真で食っていけるかも」と確信。そのとき、彼の中で「鉄道✕土木✕写真」の三次元が立ち上がった。
ライスワーク(つまり飯ダネ)では「現場“見学”代理人」を自称し、「土木技術者である読者が見たいところを撮る」。ライフワーク(つまり売れるかどうか気にしない)では「土木技術者でもある自分が見せたいところを撮る」。
しかし、肩書きの威光にあやかるのを戒めるため、自分からは絶対に「土木写真家」を名乗らないという大村拓也さんに、ストイックなまでにテーマを追求する写真哲学や、写真家になるまでの軌跡を語ってもらった。
いつも読ませていただいております。大村さんはこういうお方でしたか。若くてびっくりしました。これから記事を読むのがますます楽しみになりました。応援しています。土木老人より。
超共感しました。。
・写真の見せ方も、ワイドレンズで下から煽れば、誰が撮っても大きくドーンと写るけど、それって嘘だよね、と。現場を知っている僕からすると、もうそういうの、コテコテすぎてちょっと耐えられない。土木の表現としては脂っこいんです(笑)。
思想に裏付けされた写真はひと味違う!
バックホーがボックホーになってますね・・・
ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました。編集部より
日経コンストラクションを購読しているのは大村さんの記事を読むためです。
大村さんの考え方を知ることができて面白い記事でした。
大村さん、好きです。
かっこいい生き方だな
読んでたらカメラ欲しくなってきた
ゼネコンに行きそうなのにフリーを選んだのがスゴイですね。
日経コンストラクションの写真にはこのような背景があったのですね。
素敵です。
大村さん、こんなところに!
おもろい!