ダウジングならミズミチが一発でわかる?
今、私のいるプラント工事の敷地は人工島の上にある。
島ができてから既に20年以上経過しているが、未だに地盤沈下が続いている。小さいところで月間5mm、大きいところは月間8mmほどの沈下が計測されている。
この現場では、現場敷地内にタンクや配管類の間を縫うようにS字に敷地内道路を舗装するべく、掘削作業が始まろうとしている。
どんなに晴天が続いても、常に濡れてジメジメし、歩くとグニャグニャするところが何か所かある。恐らく、下にミズミチがあるからだろう。
そんな話を機械設備の上下水道、消火ポンプなどを扱っている職人たちにすると、その中の一人が「ダウジングで調べたら一発で分かるのになあ」と言った。
ダウジングとは、水脈や鉱脈などを棒や振り子のような道具で探し当てるものだが、その言葉を聞いて私はモンゴルでの体験を思い出した。
平成のはじめまで東京都下水道局がダウジングで工事してました。
ただ「東京都がオカルトまがいのことを使うな」というクレームと東京都の財力で機械に切り替わりましたよ。
少し前まで地方の水道局の職員さんは出来た人いたみたいです。