Alicc(Arch action Low improvement ratio Cement Column)工法とは、Alicc工法研究会によって開発された低改良率セメントコラム工法のことで、原理的には、アーチ効果によってセメント系改良体/未改良部に作用する盛土荷重の合理的評価を通して、従来型(深層混合処理工法における改良体の過密配置ならばいにサンドドレーン/ペーパードレーンによる圧密促進による盛土天端の沈下)に比べ、改良体を大きな間隔で全面に渡って均一に配置する設計法のことで、盛土周辺地盤の沈下量/側方変形量の抑制をしながら低改良率化の実現に寄与するものである。尚、Alicc(Arch action Low improvement ratio Cement Column)工法のバリエーションとしては、着低型/浮き型/浅層改良工法との併用/ジオテキスタイル工法との併用などが挙げられ、改良型配置のパターンとしては正方形配置/長方形配置/千鳥配置/接円タイプに分類されるNETIS登録技術である。
Alicc(Arch action Low improvement ratio Cement Column)工法
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