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現場から足場が消える? 大和ハウス工業とフジタが「無足場工法」を実用化

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長井 雄一朗
公開日:2018.07.18
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現場から足場が消える? 大和ハウス工業とフジタが「無足場工法」を実用化
目次
  1. 物流施設を無足場で施工
  2. 外部無足場工法「ノスキャップ工法」の開発背景
  3. 外壁施工に必要な作業員数を3割削減
  4. 外部無足場工法「ノスキャップ工法」の提案方法
  5. 技術開発が先導する「建設現場の働き方改革」
  6. 大和ハウス工業とフジタの技術面でのシナジー効果

物流施設を無足場で施工

大和ハウス工業(株)と(株)フジタは、日鉄住金鋼板(株)と共同で、新型の金属サンドイッチ外壁パネルを開発し、外部無足場工法「ノスキャップ工法」 の実用化に成功した。大規模な施工現場での省力化を図るため、2013年から開発に着手。無足場工法の実用化によって外壁施工に必要な作業員数を最大3割削減することが可能になった。

少子高齢化を迎えている中で、鳶職人は40歳が限界と言われ、年を取ると手元作業が増える。鳶職人の仕事は現場では花形ではあるものの、高齢では難しいのが現実だ。また、高所からの墜落・転落災害事故も多く、鳶職人への志望者は年々減少しているとも言われている。そうした背景の中、大和ハウス工業とフジタは、無足場工法を開発。将来的に多くの現場で無足場化できる技術を創出したいと考えており、無足場工法はさらに進化していくはずだ。

外部無足場工法の開発担当者である大久保雅司氏(大和ハウス工業技術本部総合技術研究所建築系技術研究室建築構法グループ研究員)と、添田智美氏(フジタ技術センター建築第一研究部主任研究員)に話を聞いた。

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この記事を書いた人

長井 雄一朗
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建設専門紙の記者などを経てフリーライターに。建設関連の事件・ビジネス・法規、国交省の動向などに精通。 長年、紙媒体で活躍してきたが、『施工の神様』の建設技術者を応援するという姿勢に魅せられてWeb媒体に進出開始。
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