大和ハウス工業とフジタの技術面でのシナジー効果
■これまでの大和ハウス工業とフジタの共同(シナジー)開発
- 【第1弾】 中低層建物向け耐震部材「鋼製座屈拘束ブレース」(2014年2月)
- 【第2弾】 「大型施設用床振動解析システム」(2014年7月)
- 【第3弾】 物流拠点到達エリアシミュレーションソフト「DFⅡ‐glas(ディーエフツー・グラス)」(2014年9月)
- 【第4弾 】基礎梁貫通孔補強「スターズ基礎梁工法」(2015年2月)
- 【第5弾】 耐震・制振部材「DUAL CORE BRACE(デュアルコアブレース)」(2015年3月)
――大和ハウス工業とフジタの共同開発は、「ノスキャップ工法」が6件目です。担当者レベルの感覚として、シナジー効果は感じていますか?
添田 大和ハウス工業とフジタが持っているバックグラウンドはそれぞれ異なるので、開発者としては新たな知見を得られて視野が広がっています。大和ハウス工業は、標準化や工業化に対する意識が高いと感じています。フジタはゼネコン特有の一品生産がメインです。両者がお互いに意見を出すことで、いいアイデアが生まれています。
大久保 大和ハウス工業は技術の標準化により社内に水平展開することが得意ですが、マニュアル類の整備やその技術のメリットを明確にしないと現場に浸透していきません。その点でフジタは実行力とチャレンジ精神にあふれているので、実物件での実施にスピード感を持って取り組んでいます。フジタの現場力と大和ハウス工業の標準化力がうまく合致してきたと感じています。
今後も大和ハウス工業とフジタがシナジー効果を発揮して、多くの現場で新開発の技術を適用したいと考えています。
人材採用・企業PR・販促等を強力サポート!
「施工の神様」に取材してほしい企業・個人の方は、
こちらからお気軽にお問い合わせください。