福岡市土木建設協力会の大野太三会長に聞く“地場建設業者の近未来”
多くの自治体で人口が減少する中、福岡市は人口増が続いている。インフラ面でも九州大学箱崎キャンパスの移転に伴う再開発事業や、地下鉄・都市高速の延伸工事などが進められ、博多駅と博多港をロープウェーで結ぶ構想もあった。
福岡市内の公共、民間の投資は活況で「地元の建設業界もさぞかし潤っていることだろう」と思われがちだが、実際のところはどうなのか。
一般社団法人福岡市土木建設協力会の大野太三会長(丸三工業株式会社 社長)に、福岡市の公共工事の動向などについて聞いてきた。
話は「修正協議」や「i-Construction」「都市土木」の難しさに及んだ。
(一社)福岡市土木建設協力会は、福岡市発注の土木工事を請け負う地元建設会社を中心メンバーとして組織された建設業界団体である。