入社2年目で現場代理人、5年目で現場所長に抜擢

加和太建設 土木部の面々。左から齋藤舜太さん(工事一課)、天野謙一郎さん(部長)、勝又雅臣さん(工事一課課長)

大石(施工の神様ライター)

天野さん(土木部・部長)
今担当しているのは、道路舗装のインターロッキング工事の現場です。

勝又さん(土木部・工事一課課長)
入社2年目のときに、阪神淡路大震災の被災現場に行ったことがあります。その経験を活かして、今でも防災関係の仕事を担当しています。

齋藤さん(土木部・工事一課)

加和太建設 建築部の面々。左から三須大地さん(工事一課)、下山光世さん(工事一課)、橋本伸一郎さん(部長代理)

大石(施工の神様ライター)

橋本さん(建築部・部長代理)
今は東伊豆のリゾートホテルの建築現場を担当しています。

三須さん(建築部・工事一課)
所長は初めてでした。今27歳ですが、この年で所長を務めるのは、資格のタイミング的には一番早いですね。

大石(施工の神様ライター)

三須さん(建築部・工事一課)

下山さん(建築部・工事一課)

大石(施工の神様ライター)

天野さん(土木部・部長)

橋本さん(建築部・部長代理)
建築は「誰かのため」、土木は「みんなのため」

大石(施工の神様ライター)

天野さん(土木部・部長)
例えば、木の植わった山の現場で、木を切って、何もなかったところに道路などの構造物をつくる。それが土木の醍醐味です。建築もそうかもしれませんが、土木には同じ現場は存在しません。
同じ工種工事でも、内容が全然違います。毎回違う困難、苦しみがありながらも、それを乗り越えてモノが完成したときの達成感は、何物にも代えがたい魅力です。
検査官から「お疲れ様でした」と言われると、「本当に頑張ってよかった」という気持ちになります。
また、現場監督の仕事は、例えると、社長の代わりに現場を運営していくようなところがあります。2億円の現場の現場代理人は、2億円を使って、その現場全体をマネジメントする社長というような感じです。
このように大きなプロジェクトに自分が主体となって関わり完成させることができるところに魅力を感じます。

大石(施工の神様ライター)

橋本さん(建築部・部長代理)
応援経験はもちろん、建物を建てる前に地面を造成する土木事業にはとても繋がりを感じています。
ただ、建築と土木を比べると、工事に携わる職種、人数は建築の方が大幅に多いです。現場監督として、その大人数をまとめ上げ、モノを完成させたときの大きな喜びが建築の魅力だと思っています。
何もなかったところに建物ができ、照明がついた瞬間に、達成感を感じます。
建築の場合、民間のお客様が多いですが、お客様の期待に応えられたとき、その施設を利用するお客様の笑顔を見たときの感動もあります。そういう時に「建築の仕事をやっていて良かった」と思います。

談笑する6人

大石(施工の神様ライター)

勝又さん(土木部・工事一課課長)
建築の場合は、病院なら医者や患者さん、学校なら先生や生徒という風に、「目的とする誰か」がいますが、みんなのためにつくる土木には、そういう概念がないんです。
防災のための施設は、地域のみんなのためのモノであって、誰かのためのモノではありません。「みんなの安全を生み出す」という魅力も含んでいます。
私が土木にやりがいを感じるのは、「みんなのために仕事をしている」ことを体感できるところです。

大石(施工の神様ライター)

齋藤さん(土木部・工事一課)
ありきたりな言い方になりますが、「地図に残る仕事」をやっているという喜びはあります。

大石(施工の神様ライター)

三須さん(建築部・工事一課)
橋本さんも話していましたが、建築は、多くの職人さんを相手にする仕事です。信頼できる職人さんや仲良くなった職人さんたちと一緒に建物を建てていくところ、「みんなで建てていく」ところに魅力を感じています。
現場を重ねるごとに、その一体感の輪が広がっていくのも魅力です。

大石(施工の神様ライター)

下山さん(建築部・工事一課)
園舎が完成して、初めて園児が中に入ったときには、飛び跳ねたり、フローリングを触ったり、すごく喜んでくれました。
子供が喜んでいる姿を見たときには、「この仕事をして良かったな」と思いました。
新卒で入るならこういう会社がいいな~
一人ひとりのお言葉が、全て腑に落ちる。
とても良い会社ですね。
人材を育てるのは難しいですが、これも「圧倒的当事者意識」があって出来ること。参考になります。
私も土木は経験工学だと考えています。土木のことだけ考えていてはダメです。この仕事は震災で設備・プラントの仕事がなく失業してこの世界に入りました。派遣で7年近く働いて感じたことは、働き方改革をしてはいけない職種であり、発注者はどの人間でもお客様です。当事者意識がないから合いも変わらず近隣住民に迷惑かけて、工事の受注者が営業停止になったり、ゴタゴタしています。完全閉所日・45時間残業・被災地価格(人権費)なにもかもおかしい復興バブルです。派遣でも自分は「当事者意識」を持って作業員に怪我させないことを心がけてきました。でも、元請は評価しない。次の派遣先は発注者支援業務というので辞めました。本来発注者は外部に支援を求めることはおかしいと感じますし、こちらはあくまでもいい受注者でありたいと感じています。
下山さん可愛いな