良い技術者に必須の「圧倒的当事者意識」

大石(施工の神様ライター)

天野さん(土木部・部長)
そのために技術者に必要なスキルは「絶対にやり遂げる」能力だと考えています。「何がなんでもやってやる」という気持ちですよね。
工期が厳しい現場もあります。「どうしたらできるんだ」ということを考えて、状況を打開していかなければなりません。できない理由は、いくらでも並べることができますが、それではダメですよね。
常に打開策を考える姿勢がないと、土木の技術者としては不十分だと考えています。

大石(施工の神様ライター)

橋本さん(建築部・部長代理)
あきらめない意識を持つことが非常に大事だと思っています。現場所長が「無理」と言ったら、それで終わってしまいます。
現場では「今更言ったって無理だよ」と思うようなことがよくあります。例えば、竣工1週間前に「ここに新たに配線してほしい」と言われた場合、本音では無理と言いたいところです。
ただ、自分たちの状況や方法に捉われず、壁などのモノを壊してしまえば出来るものなんです。
あきらめないという信念を持っていれば、建築の技術者として、なんでもやりきることができると考えています。

大石(施工の神様ライター)

勝又さん(土木部・工事一課課長)
次に「危機管理能力」。施工管理、原価管理していく中で、「ここから先は危ない」という察知能力がないと、技術者としてはやっていけないところがあります。
そして「判断力」。現場監督は必ず選択を迫られるときがあります。「折衝能力」も必要です。いろいろな関係者と付き合っていく中で、相手が望むことを第一に考えて、話を取りまとめ溶かしていく能力がないと、現場はうまく回りません。
最後が「圧倒的当事者意識」です。これは加和太建設の今年のスローガンなのですが、私自身も、これは本当に必要なことだと思っています。

大石(施工の神様ライター)

三須さん(建築部・工事一課)
60歳になっても、「ああした方が良い、こうした方が良い」と常に考え続けている技術者の方を知っていて、「これが技術者なんだな」と。
建築の仕事は、毎日同じ流れ作業ではないので、常に考えることを意識しながら、仕事に臨んでいます。

齋藤さん(土木部・工事一課)
現場所長という今の自分の立場になると、全部自分で把握しなければなりません。意識の変化はケタ違いです。

下山さん(建築部・工事一課)
建築の仕事は、周りの方々の協力がないと円滑にいかないので、一番意識して取り組んでいる部分ですね。
人材採用・企業PR・販促等を強力サポート!
「施工の神様」に取材してほしい企業・個人の方は、
こちらからお気軽にお問い合わせください。
新卒で入るならこういう会社がいいな~
一人ひとりのお言葉が、全て腑に落ちる。
とても良い会社ですね。
人材を育てるのは難しいですが、これも「圧倒的当事者意識」があって出来ること。参考になります。
私も土木は経験工学だと考えています。土木のことだけ考えていてはダメです。この仕事は震災で設備・プラントの仕事がなく失業してこの世界に入りました。派遣で7年近く働いて感じたことは、働き方改革をしてはいけない職種であり、発注者はどの人間でもお客様です。当事者意識がないから合いも変わらず近隣住民に迷惑かけて、工事の受注者が営業停止になったり、ゴタゴタしています。完全閉所日・45時間残業・被災地価格(人権費)なにもかもおかしい復興バブルです。派遣でも自分は「当事者意識」を持って作業員に怪我させないことを心がけてきました。でも、元請は評価しない。次の派遣先は発注者支援業務というので辞めました。本来発注者は外部に支援を求めることはおかしいと感じますし、こちらはあくまでもいい受注者でありたいと感じています。
下山さん可愛いな