QC活動を担うのは、技術者たちのたゆまぬ努力
QC活動を担うのは、現場を指揮する技術者たちのたゆまぬ努力によるものが大きい。
研修会を通して感じたことは、「高品質なコンクリート構造物を造る」という目的を、現場にいるすべての人が共有することが、良い結果を生むということだ。
ただ、100点満点のコンクリート構造物を目指すことも重要ではあるが、それに拘り過ぎて現場がうまく回らなくなることだけは避けなければならない。
そんな現実と対峙しながらも、QC活動が現場に携わる人々の想いを実現する手立てとなることを願っている。
※過去の連載回はこちら。
【良質なコンクリート構造物を造る男たち4】 養生期間が短くても「コンクリート品質」にこだわる。鉄筋にタグ、バイブレーターにマーキング、エバープロテクト散布
【良質なコンクリート構造物を造る男たち5】 「コンクリート構造物は子や孫も使う」インフラ整備の質を高める発注者、工事施工者、生コン生産者の3者融合