開通目標は2020年度! 阿蘇復活なるか?
北側復旧ルートは2020年度の開通を目指している。災害にも強い幹線道路の構築が目的の一つであり、同時に阿蘇地域の観光促進にもつながるように計画されている。
阿蘇地域は熊本地震の影響により、観光客が激減。現在は少し戻ってきているようだが、いまだ交通が不便である。鉄道ではJR豊肥本線も復旧しておらず、こちらも災害復旧工事の真っただ中。行きたくてもなかなか行けなくなっているのだ。
今回は阿蘇市内の温泉に宿泊したのだが、心なしか静かな感じがした。ただ、あか牛などの名物は健在でとても美味しく、大観峰はたくさんの人で賑わっていた。あとはインフラが整備し直されれば、また観光客は戻ってくるだろう。
北側復旧ルートが完成すれば、熊本地域との交流がさらに強くなるといわれている。同時に災害時には緊急道路としても活用できる。日常でも重要な物流ルート・観光ルートとなる。
このルート完成を機として阿蘇地域の復活がなるのかどうか、今後も目が離せない。
※一部、国土交通省熊本河川国道事務所のホームページに掲載されている内容を参考にした。