ゼネコンとは、日本においては元請けをやるような、建築土木両方に対応する大きな建設会社のこと。英語では単に、企業サイズや業種にかかわらず元請け自体を指す。
ゼネコンは、語源General Contractorの日本的な省略形であり、英語で略す場合はGCと書かれている。アメリカでいえば、「General Contractor」のニュアンスは、数百万円の設備工事だけであっても一括の元請けをそのように呼ぶ。
一方、日本のゼネコンは、元請負者として数千万円以上の工事を一式で発注者から直接請負う建設業者、すなわち総合建設会社を指す。ゼネコンは請負った工事に関し、人繰り、資材、工程管理、資金などの責任を負うので、財務体質が万全な大手と定義されている。