O-SMART Floor(オー・スマートフロア)とは、大林組によって開発された省スペース型ユニットフロア工法のことで、原理的には、建物の鉄骨梁にキャリアフレーム(専用架台)を下から垂直にリフトアップしていくもので、省力化施工/工期短縮に寄与するものとされる。尚、O-SMART Floor(オー・スマートフロア)は、地上でダクト/設備配管などを梁/床材に先行設置して、ユニット化したフロアをクレーンで吊り上げるものであるため、従来型に比べ、仮設EV/クレーンなどによる資材移動回数の減少が見込めるものである。ちなみに、O-SMART Floor(オー・スマートフロア)において、作業員は各層で決められた工程のみを担当するため安全管理上有効であり、またユニットフロア本体が完成品ストック/作業足場として機能するため、従来型に比べ所要スペースの7割もの大幅削減に寄与するものであり、今後は多様な用途に適用するべく更なる技術改良が期待される。
O-SMART Floor(オー・スマートフロア)
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