出来形とは、工事の目的物のできあがった部分、工事施工が完了した部分のことである。建設工事は日々進捗しているので、部分的には工事が完成した所も出てくる。出来上がった部分が契約図書等に基づいて許容範囲の寸法で出来ているか/作られているかを、発注者立会いの元に(出来形)検査して、その寸法差を図面化し検査書類に添付して発注者に提出し、出来形の承認を得るものとされる。なお、工事現場に搬入した鋼材やコンクリート二次製品等の工事材料も(出来形)検査を受ければ、出来形の対象になるとされる。
出来形
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