コマーシャル・ペーパーとは、企業が日々の活動のための短期運転資金を直接市場から調達するためのもので、発行できるのは現在のところ優良企業約180社に限られているとされる。国内では昭和62年11月から実施出来る様になり、大手商社などの発行によって、その市場規模は2兆円余りに拡大している。ちなみに、建設業界としては初めて清水建設が国内コマーシャル・ペーパーを110億円発行したと言われる。なお、コマーシャル・ペーパーは、短期プライムレートを基準とした従来の銀行借入と異なり、その時々の市場の資金需要により金利条件が決定される。そのため、市場の状況によっては、銀行借入よりも有利な調達が可能となり、今後企業にとって短期資金の有力な調達手段になるものと期待されている。
コマーシャル・ペーパー
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