ハンバーグホイールトラッキング試験機とは、日本道路によって国内に初めて導入されたアスファルト混合物向けの新試験機のことで、原理的には、アスファルト混合物の供試体の上にタイヤを通過走行させて変形量そのものを測定するもので、従来型のホイールトラッキング試験機との相違点として、通過走行回数が2520回→10000回、また、45分and60分における変形量の差→試験前後の通時的な変形量そのものとなり、その他詳細評価(耐水性/剥離抵抗性)も可能となる点が挙げられる。尚、ハンバーグホイールトラッキング試験機は世界標準試験機として、高耐久性を保有するアスファルト混合物の経年による評価が難しいとされるたわみ/凹みに対しても、客観的で詳細な試験が可能になる点が特筆される。
ハンバーグホイールトラッキング試験機
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