樹脂製グラウトキャップとは、極東鋼弦コンクリート振興株式会社によって開発された高強度ナイロン樹脂製の保護キャップ(半透明)のことで、グラウトの充填状況が目視確認でき、グラウトとの2重効果でダクト内への異物混入の防止/構造物への耐久性確保に寄与するものである。尚、樹脂製グラウトキャップは注入/排気用ニップル(樹脂性)/取付けボルト(ステンレス製)で構成されるが、従来型の鋼板製に比べ耐食/水密/防錆性に優れる他、グラウト注入用の補強板が不要で十全な耐圧性も確保できるとされる。ちなみに、樹脂製グラウトキャップはNETIS登録技術(V登録)であり、12T13M220/12V13/12T15M319/12V15/12TC15/12E-TC15/19E-TC15/12VC13(エポキシ被覆用)などがFKK工法用定装具などが選択可能である。
樹脂製グラウトキャップ
話題の記事
-
点数稼ぎに走るのは「なんか違う」
- インタビュー
- 技術を知る
2023.05.30
-
【髙松建設】「古来の技術と新たな発想を融合する」世界最古の企業”金剛組”再生でベスト・プロデュース賞を受賞
- インタビュー
2023.04.18
-
人と機械はどう補完? これからの橋梁点検
- インタビュー
- 技術を知る
2023.02.28
-
地場コンが無理やり「週休2日工事」を導入した結果
- 失敗を生かす
2023.02.24
-
職人が大激怒!現場監督として初めて担当した現場でトラブル発生…
- 失敗を生かす
2022.10.07
-
日ハム新球場は600億円、神宮球場は53万円? プロ野球12球団スタジアム建設費ランキング
- エトセトラ
2022.05.03